焼山 橿谷 T
  
2002/04/15(月) 晴れ(午後降水確率40%)単独山行
◆焼山(1709.2m)を阿木川の最上流部の橿谷(かしだに)からいってみた。 阿木林道 最奥車止め少し手前より作業道を入るとあるがこの阿木林道がさらに 300mほど延長されており もう一つ奥の谷(抜谷)まで入り大分無駄骨をおった。 2m巾位の笹枯らしされた入口を入る。
6:40出発 風神神社を過ぎ 8:20槙平着 阿木林道へ入る。8:40 車止め出発暫らくは歩き易い道が続く本谷は右下方に時々見られる。多分赤滝はこの下辺りだろう。向いの沢(橿谷左岸)に一頭のカモシカが見られた。2〜3の丸木橋を渡り大きな沢に出る。これがヒメコ沢か さらに進むと作業道の分岐点に出る。黄色いテープが下げられていたがよく見ると赤い色が禿げただけだった。まっすぐ進む この辺りより右は谷 左より笹が被さって かなり歩き辛い。さらに幾つかの沢を越える。危険な所が2ヶ所ありヌケテいる所もある。さらに行くと丸木橋が下へ落ちており巾3m程の崩れ跡に出た。向い側の藪へ遮二無二上るも道がない。上に下に探すも見当たらずガレの最上部までも行ってみたが不明 藪の向こうは沢のようだがここより進めず 結局1.5時間格闘しあきらめ引き返す 分岐まで戻り上の作業道へ入る。
20分程上ると後方にロクロ天井が見られた。ここから見るロクロは裾が下がり随分立派に見える。橋ヶ谷山より見たときは尾根のちょっとしたピークにしか見えなかったけど山も見る角度で随分違うもんだなーと感心。
ロクロ天井(1471m)
こちらもほとんど人が入らないのだろう。藪が茂って歩きずらい。2箇所程小さな沢を渡り藪を漕ぐ 危険な所も2〜3ある。途中 地図で確認すると1628mのピークへ入っているようだ。12時頃ようやく山頂直下着 斜面が草原のようで気持ちがいい。前方に1628mのピークが見える。まずここは誰も来るまい 山頂一人じめだ。(しかし獣の糞まるけ)藪を避け右へまわると焼山が見え その向うに恵那山も顔を出している。斜面に作業道が見えるが時間からみて もう焼山は無理だ。
 
後方恵那山 右端は1650m 後方1628m峰
右・左と動き回り藪でかなり体力消耗し食事とする。ここには似つかわしくない松がポツンとあり 12:40この下で昼食となる。 焼山はオアズケとなったが素晴らしい山頂に来られたことで大満足 山名や三角点がなくても そんなことはここへくればどうでもいいことに思われる。13:20下山に掛かる。自分で着けた下山口のテープを見失い一瞬戸惑ったがなんとか見つけられホッとする。途中30分程笹の子採りに興じ15時BC着
◆焼山へはあの分岐を真っ直ぐ行かないと無理かも 上の道は藪がひどく危険もあり二度と訪れたくないなー
   
  ◆4/3下見時寄った赤滝 廊下のようになっており 中々いい雰囲気
◆この日は橿谷入り口の堰堤にて猿の大群に出会った。私に気付いて河原から上へ移動 山肌の色が変わる程の数で圧巻であった。
Map
今回は赤ラインの×まで    青ラインは19992000年                     (カシミール3D) 
 
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