ロクロ天井 
(1471.2m)


2004/11/23(火) 晴れ
◆ロクロ天井は恵那山の南 焼山より派生した尾根の1ピークである。訪れるものはあまりおるまい 余程の物好きであろう。
 <Approachi>  春日井IC→恵那IC→R-257→阿木川ダム→阿木→風神神社→林道
今回の軌跡(カシミール3D)
ロクロ天井 6:30家をでる。恵那で高速を降りる。いつものコンビ二でおにぎりお茶を調達 風神神社を過ぎるとやはり真新しいゲートは施錠されてました。ここに駐車し 林道を40分程歩く。
  橿谷よりロクロ天井
登山口を8:40スタート暫くは杉 ヒノキの中をすすむ 途中も展望はほとんどなし 1つ目のザレにでる。少し上の藪を高巻き さらに進むと 先ほどより大きな崩れ跡に出くわす かなり上から抜けているので高巻くわけにいかず 途中まで行くも あと2m位で渡れず引返す 先の踏み石の周りに掴むものがない。もし石が浮いてたら数十メートルの滑落となる。1個の石に命を預けるわけにはいかない。10メートル程降り何とか渡るも 今度は急斜面で上に中々登れず かなり難渋しました。さらに進み斜面の一角で一服(帰りにわかったがここが尾根への取付きでした)上へのテープを見逃し真っ直ぐ進み 踏み跡は完全になくなる。さらに行くと小さな沢に出 再度休息を取りながら現在地の確認 GPSによると山頂は後方の右上方だった。先の沢の方が尾根に出易そうであったので さらに進み 苔むした岩場(ロクロ沢の源頭部かな?)を尾根めがけ直登  尾根が近ずくと急斜面の藪が始まり かなり左へ振る。(戻る感じ) 所々カモシカの足跡や糞が見られ(猪かも?) 獣の匂いも感じられた。30分程格闘の末 やっとの思いで尾根に到達と思ったら すごい藪でした。木の上に熊棚のような物が2個見えドキッとさせられました。(多分 熊棚でしょう。)一瞬ここに長居したらやばいと思いましたが先にピンクのテープが見つかり 少し行くと三角点がありました。11:10山頂着
熊棚? ロクロ天井山頂
三角点裏側 藪の中にあった熊棚(?) ロクロ山頂
木片に”野うさぎ”とか書いたものが三角点に載せてありました。(今年10/01に来られたようだ) 藪の中 狭く座る事も出来ず おにぎり1個とお茶で 下山することにしました。下山は踏み跡を辿る。こちらからは焼山方面が望まれた。
登りとは比べものにならない位 楽でした。尾根への取り付きまで来ると 自分の間違いに気付かされた。ガレは慎重に渡り 無事12:10登山口着 熊さんに遭うこともなく 帰られたことに感謝し 風神神社にお参り 帰途につく。
◆踏み跡を外したおかげで変化のある山行となった。源頭部の湿気のある苔むした雰囲気は中々のものだ。あそこの湧き水でコーヒー位楽しむ余裕があったら とは今思う所である。
 
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