平家岳
(1441.5m)

 
◆平家岳は美濃の北端にある。一般的な九頭竜湖の奥の面谷川(おもだに)より入る。ここには江戸時代銅鉱山があり村落があったようだ。明治の最盛期には村民3000人を数えたと言う。今では人家の跡形もない。鉱山跡と林道山側の藪に埋もれそうな多数の墓石が昔を偲ばせる。
 <Approachi>  春日井→R-41→美濃加茂IC→白鳥IC→油坂トンネル→九頭竜湖→箱ヶ瀬橋→面谷橋→面谷
  2007/09/13(木)   晴れ 単独山行    累積標高差:1024m    沿面距離:9.5km
ルート 東,北陸:美濃関IC(5:30)→白鳥IC(6:25)1Hロス→登山口(8:00)→桧の大木(8:40)→鉄塔28(9:20)→井岸山(10:40)
→山頂(11:10)(12:20)→井岸山(12:35)→鉄塔31(13:30)→桧の大木(14:50)→駐車場(15:30)
鉄塔ナンバーはMap参照(3・4は双塔) 平家岳軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
4:45出発 美濃関まで県道を走る。関ICより東海北陸道に入り白鳥まで ICを出てそのまま進み山の中まで入ってしまった。もうコンビ二も何もない。 昼食なしの山行は無理と 白鳥西まで戻り町中でコンビニを探し再度登山口を目指す。(ほぼ1Hのロス)岐阜県側は晴天であったが県境の越美トンネルを過ぎると途端に真っ白となった。登山口では作業用のものと思われる車が1台のみ ここには10台程度駐車可能。スタート後沢を渡ると急登が始まる。ほぼ900m辺りまで来ると空は明るく青くなってきた。どうもこの谷だけに雲が停滞しているようだ。
面谷の鉱山跡  雲の上
面谷の鉱山跡 盆地の停滞した雲
正面の尾根までまだかなりの距離がある。暫く進むと突然 桧の大木が現れた。
桧の大木  巡視路分岐
桧の大木 巡視路分岐
さらに進み 尾根の分岐点に着く。登りはまだまだ続く やっとのことで最初の28番鉄塔着 昨日雨が降ったのであろうか下草が濡れており靴、ズボンがビショビショとなる。この後道両脇にはリンドウが咲き乱れてました。3番目の31番鉄塔でやっと本峰が姿を現す。31〜32番鉄塔間で大きく下り帰りが心配になる。井岸山の上りと平家岳手前鞍部への下りで笹薮あり 下もぬかるんでおり歩き難い 最後の登りは休憩しながら登頂 山頂は誰もいない。今の時期余程の物好きなのかな? 展望は360°山容から多分能郷白山であろう。(方位196°辺り)遠く霞んで見える。すぐ西に秀麗な一山あり(屏風山かな? 違うな!)
平家岳最後の登り  平家岳山頂
最後の登り(井岸山より) 誰もいない山頂で店開き
   
途中の花     <リンドウ> <イワショウブ> <カライトソウ> <アキノキリンソウ>
下山開始するも井岸山を過ぎた辺りで大バテ 31鉄塔への登り途中ダウン 内心ヤバイなーと思いこの後頻繁に休憩と水分補給に心掛ける。28番鉄塔まで戻るも変わらず 吐きそうな気分だ 頭も少々クラクラ これが山でのバテと言うやつかな?初めての経験だがつらい。コケたら大変なのでゆっくり時間を掛けて下山 結局登りと同じ時間が掛かってしまった。駐車場でも動けず20分ほど休憩後着替え帰路に着く。
◆バテの原因は何であったのだろう 厳しい行程か暑さか体調が良くなかったのか(歳かな?)よくわからない。色々な意味で今後気をつけたい。
◆距離 標高差など能郷白山に近いがこちらの方が手ごわい。春には石楠花が見ごたえありそうだ。

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