血洗神社
  人知れぬ隠れた史跡の探索
新撰美濃志に『阿木風穴』阿木山にあり 『血洗社』は阿木山の麓 大野平にあり 神代のむかし・・・・・と云々
神代の昔、天照大神御隆誕ありし時、血洗地にて産穢を洗い胞衣を恵奈嶽に納む胞山の名の起こりし故なり。日本書記に日本武尊御東征の帰途、恵那の大神を拝せられし事あり。
阿木に風穴なるものがあるとは初耳であった。その後ネットなどで調べたところ どうも阿木鍾乳洞と思われ 鍾乳洞にしても全く知らず 一度行ってみたくなった。また神代の昔に胞衣(エナ)を洗ったと伝えられる血洗神社と血洗池なるものもあるようだ。ここで胞衣を洗った後 川上村・恵那神社経由で前宮ルートを辿り 恵那山山頂へ納めた(埋めた)。との伝説 
2007年3月13日(火)  曇り    
9:00頃出発 高速で中津川まで 中津川より川沿いを川上(カオレ)へ向かう。OJI PAPER中津工場を過ぎ暫くすると川上に到着 ここまで来たので ついでに恵那神社と前宮登山口も見ておこうかと左折 橋をわたる。神社から先の林道はかなりの悪路 神社より10分ほどで登山口着
恵那山前宮R登山口




前宮ルート登山口
(右へ下り 川を渡る)
正面に前山の剣先ピークが見えたが上部は雲が掛かっていた。
いつかここから恵那山へ挑戦してみたい。
川上まで引き返しR-363 で阿木、岩村方面へ向かう。ここは丁度10年前にMTBで上がっている。思い出しながらゆっくり進む あの頃峠までへとへとになりながら上った。あらためて見直すとツヅラ折れの長い長い上りだ。よくこんなとこを上がったもんだと 今ではとても出来ない。峠を越えた左手に血洗神社がありました。めったに訪れる人もいないであろう こんな神社でも深い謂れ、言伝えがあるんですよね。(感動!)さらに200mほど下ると血洗池がありました。
血洗神社 血洗池と腰掛石
血洗神社 血洗池 右 腰掛石
その後 阿木鍾乳洞探しが始まった。阿木山にありと言われてもどのピークが阿木山なのかも知らない。ネットで調べても正確な位置が不明 どうやら阿木と飯羽間(いいはま)の中間くらいにあるらしい。農家はあるが人影はまったく見えず 暫く待ち 農作業での帰りらしき人を掴まえて訊ねると 500mほど戻った家の裏にあることがわかった。早速鍾乳洞を見にその家を訪れる。(個人所有の山なので許可が必要)家から100mほど先にありましたが入り口は狭くてとても中までは窺い知れず これでは這ってでも入れない(資料には49m以上とあったが) 近年崩れたのか? 穴の中からきれいな清水が流れ出ていました。 はっきり言ってがっかりしました。これでも鍾乳洞とか風穴と言えるものなのか?見ない方が良かった 夢がひとつ壊れました。
  位置は N 35°23′43″  E 137°26′59″
阿木鍾乳洞 阿木鍾乳洞
ほとんど放置状態の阿木鍾乳洞 阿木鍾乳洞(穴は2個あり)
阿木鍾乳洞中 鍾乳洞上の大木
鍾乳洞 中 鍾乳洞上の大木
このあと 岩村経由で明智へ向かう。4月末にMTBツーリング予定しているのでコースと宿泊地の確認だ。(今日の本当の目的はこっちかも)

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