円 原
(871.3m)

円原(えんばら)は先日行った岐阜 洞戸の相戸岳のさらに北に位置する。地形図に円原の名前はない。ここはカルスト地形で大きなドリーネがあるとのことで行ってみたくなった。鈴鹿でも見られるが地形図に載るほど大きくはない。ここは地形図に4つも凹みがある珍しい所である。この斜面に降った雨はほとんどこのドリーネに吸い込まれ円原川まで地下を流れているそうです。
 <Approachi>  春日井→江南→愛岐大橋→関市→R418→柿野→西洞谷→三本杉峠
  2008/04/11(金)    晴れ 単独山行          累積標高差360m  沿面距離:4.2km
ルート 三本杉峠P(10:10)→峰山平尻(10:28)→造林小屋(10:40)→2番目ドリーネ(10:59)(11:10)→850ピーク(11:32)→
円原山頂(12:08)→850ピーク(12:26)→三本杉峠P(13:25)
Map GPS軌跡
(カシミール3D)

 地形図の凹部
(等高線の内側に点が着く)
Map
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
6:30出発 愛岐大橋で渋滞 この後も柿野で迷い 落合の集落で左折地点を見過ごし東洞谷へ迷い込み大幅にロス 峠のわが家を過ぎ三本杉峠へ着いた時10:00を過ぎていた。お地蔵さんは右手の一段高い所に鎮座してました。準備後お地蔵さんにお参りしてスタート 斜面をトラバース気味で行けないかと思ったが無理 一端谷へ降りなければならない。谷をさらに20m程下ると 杉の木に白ペンキで丸に栄の文字があり しっかりとした踏跡があったのでこれを辿る。 取付き口
三本杉峠BC(ここより左手に入った。)
造林小屋 踏み跡を登り詰めると木に丸栄山平尻と書かれた分岐に出た。直進はドリーネに降りて行くようだ。左へ ドリーネを右下に見ながら進み暫くすると造林小屋が現れる。この辺にも小さなドリーネが幾つもあり まだ新しい陥没箇所も見られた。小屋から右へ濃い踏み跡があるが方向が違うので左の小さな涸れ沢を辿るが踏み跡は怪しい。登り詰める頃左手より異様な鳴き声が これが熊かな??こちらも大声を発しながら過ぎる。
少しの登りを越えると2つ目のドリーネが現れ 面倒なのでこのドリーネに降りた。30×50mほどの形の良いドリーネ 下はぬかるんでおり 一段深くなった所に僅かに残雪があった。3つ目との境目まで登り右手の尾根に取り付く
ドリーネにて 樅の木
2ツ目のドリーネ(奥の一段深い所に残雪が) 850ピークの目印としたモミの木
 ここから自然林の急斜面となる。踏跡なく歩き易い所を選ぶ為右へ大きく振った。植林帯ではダメだったGPSがここでようやく衛星補足が可能となった。登り詰めるとここより高い所が見当たらず カルスト台地状で三角点探し(山頂と勘違い) 暫くしてやっとここは850ピークだと気付いた。やや西寄りに大きなモミの木を見つけ帰路の目印とし進む。
下った鞍部に1m弱の水溜りあり 登り返してテープにつられて行き過ぎ廻りこんでやっと山頂着となった。カレンフェルト(石灰岩の露出)などあるものの植林帯で薄暗く陰気な感じ 少しの休憩で下山開始 ピンクのテープどうりに進むと左方向へ行ってしまう。すぐにこれを捨て 右の自然林の尾根に向かう。モミの木まで一気に降りた。こっちが山頂でもいいくらいだ。
円原山頂 山頂のカレンフェルト
山頂 三等三角点 山頂のカレンフェルト
下山途中正面が明るく見えたので真っ直ぐ降り2つ目のドリーネに着いた。時間があったので3つ目のドリーネも見に行ったが 藪が茂っており下まで行くのはやめた。帰路再度あの場所で異様な鳴き声が 場所を移動しないのはやはり子連れの熊か?母熊が潜んでいて見張られてるかもしれない。これでは峰山へは進めない。断念 車まで戻りお昼に決定 (後日:あの声は鹿が罠にかかった時の断末魔であろうと思われた。この時は経験不足でした)
◆今回見た花はアズマイチゲ(キクザキかも)、スミレ、ショウジョウバカマ、と一輪のカタクリ

◆ 食後 帰路は今島(こんじま)から神崎へ降りた。峠を越えた所で3組の山菜採り(タラの芽)に出会った。 2年前はよく熊が出たそうな 今年は実りがいいのかまだ聞いてないとのことでした。 杉の小枝などを踏み付けていくのでこちらの存在を察知されるのであろうがあの鳴き声の正体を 確かめる勇気はなかった。

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