黒 岳
(794.6m)

◆前回 ひょんなことから河内峠を目指したが ついでに近辺を見てたら黒岳が目にとまった。地形図で794.6となっているので三角点はあるようだ。廻りの樹相も針葉樹のよう なら藪はそんなにないであろうと出かけてみた。
◆ネットで調べても全く情報はなく 余程のマイナーな山か。地形図を見て 峠から尾根伝いに行くのが一番手っ取り早いと思われた。
 <Approachi>  春日井→R-41→飛騨金山→中戸川→厚曽
  2008/07/05(土)   晴れ 単独山行   
ルート 厚曽(10:17)→車止(10:45)→取付(11:00)→伐採跡(11:22)→鞍部(11:30)→黒岳山頂(11:57)(12:30)
→伐採跡(12:41)→車止(13:45)
GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
4:30に目覚ましを掛けるも起きられず 8:45出発飛騨金山でR-256へ中戸川で左折 さらに進むと上之保と厚曽(あっそ)への分岐あり 暫く進むと10戸あるかないかの厚曽の集落 まるで俗世間から隔絶されたような世界 水は豊富だが電気、ガスもなさそうで 自給自足の生活でなかろうか?(こんな所へ住んで見たい気もするが自分にはやっていける自信がない。)
 厚曽への標識  厚曽の集落
厚曽(あっそ)へのの分岐 厚曽の集落
峠に着き偵察するも 尾根に上がる踏み跡らしきものが全くない。ここから直接尾根まで登るのは抵抗を感じた。(無理すれば登れそうだが)東側の脇の林道を詰め取り付きを探すことにした。尾根まで上がれば何とかなりそうだ。林道を100m程行き 岩場の登れそうな所で取り付く 何とか尾根まで上ると歩き易くなった。はっきりしない踏み跡を進む ピークを2つ越えると伐採跡に出た。無残にも剥ぎ取られた山肌だが 皮肉にも好展望地となっている。
 尾根の伐採地  伐採地の展望
伐採跡の展望地 伐採跡からの展望
一服後先へ進む 踏み跡ははっきりしておりテープも見られた。山頂手前のキレットを過ぎ 急登が始まる。ここから次のピーク 次のピークと再三騙され4度目にてやっと山頂到達 山頂は広いが廻りの針葉樹林が成長して展望は全くない 祠か何かあったのであろう一画が石で囲まれ朽ちた角材があった。お地蔵さんの代わりの様な石が置かれている。残念ながら何も刻まれていない。
 鞍部のキレット  黒岳山頂
山頂手前のキレット 山頂の三等三角点
おにぎり一個と水分補給30分で下山に掛かる。往路は長く感じたが伐採跡まではすぐであった。時間がありここで大休止 地形的にここが吹き抜ける場所なのか風が心地良い まさに天然クーラーの感 充分清涼感を味わったのちReスタート 駐車地点まですぐと思ったがここで迷った。90度左折地点を直進してしまった。往路はピーク手前でトラバースした為 帰路気付かず 聞いた事のない沢音が聞こえ出し ヤバイと思った。早目の現在地の確認を怠った為 大きなロスとなった。(GPS軌跡参照) ピークまで戻り南側に進路をとり 往路の取り付き位置より早いが適当に林道へ降り立った。朝の取り付き位置まで50m さらに駐車地点まで100mほどだった。
◆尾根への取り付きは自分で見定めて決めること アップダウンの多い尾根歩きだ。ほとんど樹林の中で日差しは気にならない。

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