尾城山〜大ナギ
尾城山 1132.9m   大ナギ(タテヤンボラ) 1144.7m
◆尾城山(おしろやま)は加子母の西方にあり 尾根にあるお城の意 昔砦のようなものがあったようだ。 尾城山に比べ大ナギは一部の物好き以外ほとんど登られていない山であるがこちらの方が10mばかり高い
 <Approachi>  春日井→R-41→白川口→白川沿い→R-256→有本
  2008/07/15(火)   晴れ 単独山行   累積標高差:620m
ルート 登山口(8:30)→佐見川源流(9:09)→尾城山々頂(9:19)→分岐(9:40)→林道出合(10:30)→ブナ大木(10:41)
→分岐(11:00)→大ナギ山頂(11:15)林道下降点(11:56)→御宮峠(12:49)→BC(13:36)
 GPS軌跡
 (カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
R-41で白川口まで 右折し白川沿いを走り R-256で佐見を目指す 有本の集落を過ぎ 別荘地を過ぎ尾城山登山口着 今日は後半が不明な分少しでも早いスタートがいいであろう。まずは沢沿いの登山道を行く。結構な上りだベンチのある休憩地を過ぎさらに行くと佐見川源流点があり きれいな湧水だが この上が山頂かと思い飲用はやめた。暫くで稜線の分岐点に出た。正面に加子母からの踏み跡あり 右の山頂まで5分とあった。
 尾城山登山口  佐見川源流点
尾城山登山口 佐見川源流点
山頂着 南側が開けている。50m程先に御岳展望地があり行ってみた。20分ほど休憩の後稜線の分岐点まで戻り北側の藪に突入 笹薮で踏み跡はない 尾根を見極め進む。ピークを一つ越え次の伐採地を直進下ってから間違いに気付き戻る。右へは踏み跡がないのでここは間違い易い。笹を掻き分け進む。ピンクのテープが見られるが作業用のものと思われ信用しすぎない方がよい。
 尾城山々頂  大ナギへの薮
尾城山山頂 表示や杭がある 右へ笹を分ける
少し下ると尾根上となり歩き易くなる。曲がりが多いので現在地と尾根の確認は欠かせない。大きく右へ回りこんだ先で林道が現れビックリ。地形図には載っていない 宮部林道ではない様子 下手すると大ナギから遠ざかってしまうので見送る。左への上りとなり少しでブナの大木が現れた。休憩 大ナギ山頂までまだまだありそう。上り切った所で左折 ここも不明瞭 右へ入り易いので注意(多分 右へ行くと宮部林道へ出られると思うが・・・) 鞍部へ来ると笹藪の急登が始まる。山頂が近くなるにつれ笹は濃くなる。抜けた途端国土地理院の杭と三角点が現れた。逆コースの場合この薮へ入るのはためらわれる。展望もなく落着かないが昼食休憩  ここで左の下りかと思い込み少し下って位置確認 間違ってた。仕切り直し あとは何処で林道へ降りるかに架かっている。
 大ナギ手前の大木  大ナギ山頂
途中のブナの大木 大ナギ山頂(左後ろより出てきた)
地図で出来るだけ勾配の緩い所を選び 一つ目の鞍部で右折 笹の中踏み跡か獣道かわからない所を下る。ブッシュを掻き分け進みそろそろ林道かと思いきや10m以上の崖に出くわしてしまった。少し戻り西へ30m程振った。急斜面のブッシュの中のトラバースで難行を強いられる。(途中この薮の中 青いタフロープが5m程張ってあった。)勾配が少し緩んだ所で再度林道へ下るもまたまた崖だ。よく見ると崖が7m位に下がった所が有 何とかここで林道に降り立った。やれやれである。時間があり 林道の木陰を探ししばし休憩 風が心地よい 今日は充実の一日となった。林道を御宮峠へ
 林道への下降点  御宮峠
林道への降下点(写真では高度感がでないなー) 御宮峠(オミヤトウゲ)   
峠より少し下ると軽トラが止まって 山仕事の人が2人おられた。昼寝の邪魔をしながら20分程談笑 聞くとこの林道は1日1台通ればいいほうだよ と笑われました。(車を待っても無駄のようだ) 単独行は”他人の好意に期待してはいけない”ということで駐車地点まで40分歩いた。(単独行は最初から最後まで人に頼らず自分の責任で行動すべきと言う戒め)
◆この人によると大ナギは昔から『タテヤンボラ』とよばれていたそうな。林道への下降点はその人のセンスによるが今回は少々早まったようだ。

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