屏風山 (根尾)
(1354.2m) |
◆美濃では西の蕎麦粒山 東の屏風山と美形の山として名高いが登路は急登に次ぐ急登で遠くから眺めるのとは大違いである。登山口までのアプローチも長く登り難い山である。私自身 奥深く 長い林道歩きのあるこの山は敬遠していた。 |
<Approachi> 春日井→江南→関市→R-418→板屋トンネル→越波→河内谷
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2009/05/10(日) 晴れ |
単独山行 累積標高差:1242m 沿面距離:13.0q(林道8km) |
ルート |
越波(8:25)→河内谷ゲート(8:50)→林道終点(9:47)→尾根取付き(10:15)→境界尾根(11:15)→鞍部(11:40) |
→山頂(12:40)(13:13)→尾根(14:00)→沢(取付き)(14:46)→林道(15:12)→ゲート車止(16:03) |
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GPS軌跡
(カシミール3D) |
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」 |
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6.00に出発。いつものように愛岐大橋を渡り R-418の大洞交差点で左折 谷合から上大須 折越峠を越え 越波(オッパ)の集落を抜け 河内谷奥のゲートへ 1台の先客あり 準備中にもう1台(5名)
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河内谷奥のゲート |
林道途中から屏風山(右のピーク) |
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ゲートを過ぎ林道歩きが始まる。途中雪塊が一箇所あった。落葉が被り溶けずに残ってるようであった。途中山頂がチラリ望まれた。長い林道歩き(ほぼ1H)が終りやっと沢への降り口に着く。
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沢の危険箇所(丸太橋) |
尾根への取付き |
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沢へは特に決まった踏み跡はないようで適当に降り易い所をおりた。左に堰堤を見て屏風谷に向かって歩く。石、岩が多く歩きづらい 正面にも堰堤が見え これは右岸へ渡り 左端の鉄梯子を登り越えられる。谷は狭くなり 1箇所丸太を渡しただけの危険な所がある。右岸左岸と何度か渡り返しながら詰めて行きやっと尾根への取り付きに着いた。一服後いきなりロープの急登が始まった。その後も急登に次ぐ急登で尾根上に出た時かなりヘロヘロに ここで1本 グレープフルーツを食す。少し進んだ所で石楠花の大歓迎を受けた。 |
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石楠花:白 |
石楠花:ピンク |
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白、ピンク、赤 素晴らしい群生でした。 可憐なイワカガミも見られた。石楠花の花は美しいが張り巡らされた根は歩き難い。 |
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石楠花:赤 |
イワカガミ?ウチワ? |
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少し進むと笹藪に変わったが踏み跡ははっきりしているのでたいしたことはない。枯れた桧の巨木の間を抜けたり潜ったり進むと山頂が見え 遥か彼方で疲労からみて戦意喪失しそうな距離であった。地形図によると標高差も300mありそう。 |
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かなりの距離と急登(道は左の尾根を直登) |
屏風山々頂 |
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この斜面にはコシアブラが見られ5名のグループも盛んに採取されている様子であった。私は帰りにしよう。バテバテの体でこの急登はかなりしんどい やっとのことで山頂到達 疲れ過ぎておにぎりが喉を通らない。お茶で流し込みあとは残りのグレープフルーツで補給
山頂の展望は360°だが楽しむ間もなく20分程の休憩で下山 (長い行程で 早く尾根末端まで行かないと不安)コシアブラの採取もそこそこにひたすら下る。境界尾根からの下りは急勾配で要注意 つま先が痛くなる位であった。沢に降り立って一安心 南面の谷からの沢水で喉を潤す これが大変美味しかった。私なりに水にもこだわりがあり 本流の水は飲まない。適度な水量の沢水を選ぶようにしている。(水量は多過ぎず少な過ぎずである) 長い林道歩き後ゲートに着 沢水で体の汗を拭き帰途に着く。春日井まで長いなー
◆花は良かったが アプローチの長いこと急登ばかりでかなりツライこと尾根上も石楠花と笹薮で歩き難いなど結構こたえました。ここで苦戦しているようでは蕎麦粒山や美濃平家は私には無理かもしれない? |
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