円空峠に想うこと |
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円空峠には 大きな石碑と円空堂(雁曽礼にもある)なるものがある。ここは林道の開通に合わせ円空峠と名付けられた。(何年前かは知らないがそんなに古くはないと思われる。) 点の記(明治38年)には杉山峠となっている。(三角点までの距離からいって間違いないだろう) |
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杉山の昔人は2体の地蔵のあるこの峠を越え 現円空峠を通り美並あたりへ行き来していたのではないか?(雁曽礼や武儀倉の人々は馬越峠を越えたと思う。) 元々円空峠なんて存在しなかった。観光目的で名を付けただけのような気がしてならない。私的には円空峠より名も知れないこちら(瘤R峠かも)の方が余程好きである。 杉山からこの2体の地蔵までの旧道の探索のため 9/7杉山の集落を訪れた。旧道は杉山から林道を入り堰堤を越え進むと所々に石垣があり昔ここに集落か田畑があったことを伺わせた。暫く進むと踏み跡は消え さらに入るもヤブが深くなり断念 今度は地蔵の方へ廻り杉山方面を目指した。地蔵からの下りははっきりした踏み跡があり 途中2箇所石段らしきがありまさに古道の感 しかし崖(沢)に突き当たると踏み跡はなくなった。(ここにも石垣があった。) 急勾配で下っており時間切れで引き返した。 ◆途中 杉山から山側の林道を辿ってみた。この林道は560.1の手前の松の植林地へ出られた。再度3等三角点に挨拶 先日は気づかなかったが山名板が一つあり ”白山”と書かれていた。 |
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杉山の集落でも近くに白山社の祠が祀られていると聞いたので通称”白山”なのかもしれない。 ←杉山の白山神社 (後日 公事ガタワ:クジガタワ=船山岳 白山:笹ガタワ=杉山岳と聞いたが現在は『クジ』とか『白山』のようだ) |
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