イヽモリ山
(530m)
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◆七宗山のうち イヽモリ山 R-41で美濃加茂を過ぎ上麻生へ神淵川沿いに進み 葛屋を過ぎ少しで右折進むと葉津の集落へ入る。
◆前回 栃洞へ来た時 葉津の村人から『イイモリ山には昔権現様が祀られていたと聞いたことがある』との情報を頂き 調べてみると絵図にも水晶や釜は書かれていないのにイヽモリ山は書かれており(内心これは何かあると) ましてやここは七宗権現の範囲内だ。名前は平凡だがヒョッとするとと思い行ってみたがそれらしい痕跡すらみられなかった。大いに落胆・・・七宗山に対してテンションが下がった。 いや考えてみればそう簡単に発見などあるはずがないであろう。 |
<Approachi> 春日井→R-41→美濃加茂→上麻生→葛屋→葉津
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2009/11/05(木) 曇り |
単独山行 累積標高差:527m 沿面距離:7.1q |
ルート |
林道車止(9:18)→取付(9:34)→沢(9:40)→鞍部(10:01)→山頂(10:36)→#26鉄塔(10:54)→ |
#27鉄塔(11:18)→ヌタ場(11:42)→#28鉄塔(11:49)→車止(13:27) |
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GPS軌跡
(カシミール3D) |
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」 |
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葉津の集落へ着き 星谷釜洞林道へ少し入り空き地に駐車 戻り西側の林道を進む 20分程で林道終点に着いたが手前の山側に踏み跡あると聞いていたので150〜60m戻り取り付く 少しの急登で左へトラバース 沢を渡ると沢沿いに登り先に”矢橋大理石”の表示があった。(山主のようだ。) |
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星谷釜洞の分岐(左へ進む) |
沢を上り詰めた所 |
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踏み跡は三叉路になっている。左へ進む 右山で進み鞍部へ向かっているようだ。予想どうり鞍部着(なんか 随分大回りしたようだ。)ここには崩れかかった石垣が見られ昔何か(神社かな?いや炭焼き跡かな)があったことを伺わせた。右手の登りに掛かるが踏み跡は薄い、山頂が近くなるとヤブが濃くなり。右へ振り矢橋界の標石がありここを直登 山頂到達も期待した祠も石のような痕跡もない。周辺を探したが何も得られず 大いにガッカリした。樹間から26番鉄塔が見られ行ってみた。 |
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鞍部の石垣 |
イヽモリ山々頂 |
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ここは素晴らしい展望があった。ほぼ360°で御岳まで望まれた。正面に27番鉄塔その後ろに釜ヶ岳が見えた。暫く休憩後巡視路を辿り27番鉄塔へ向かう。展望は26鉄塔の方が優れている。28番鉄塔へ向かうが多少踏み跡は薄い所もある。(黒いプラスチック階段があればOK) 途中1.5m程の(多分猪であろう)ヌタ場があった。 |
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26番鉄塔(後方:御岳) |
27〜28番鉄塔間のヌタ場 |
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28番鉄塔へ着くと 林道開通記念碑と山の神があり下に小屋があった。長椅子を借りてここでお昼にした。空は相変わらずドンヨリしているが雨は大丈夫であろう。ここから29番鉄塔へ巡視路があったが釜ヶ岳の取り付きも見たかったので林道を進むことにした。星谷栃洞の分岐を過ぎゲートを過ぎ駐車地点まで |
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28番鉄塔でお昼 |
円空洞 |
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◆ せっかくだからと杉洞にある円空洞(えんくうどう)を訪れてみた。円空洞は地元の人にも知られていないようで3人目の高齢のおじいさんでようやくわかった。説明してもわからんからと案内までして頂いた。(ここは分かり難い おじいさんに感謝) 洞の奥にはさらに一部屋分の空間があり 円空が住んだとか人夫が集まってバクチをしていたという”言い伝え”もまんざらでもない気がした。 |
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