丸山・ベニヅラ
 丸山:601m   ベニヅラ:638m


丸山の特定:601mのピークが長尾と思われているが 絵図によるとミタラシを突き上げた位置に当たり丸山と思われます。ここには権現様があり ”丸山権現”なる表記もある。長尾は601の北の600mのピークと思われ ここはヒゲスリの突き当たりになり絵図と地形図は合致する。
麻生本谷のヒゲスリ谷よりベニヅラへその後丸山を目指す 権現林道からヒゲスリ谷林道への作業道はブッシュで各所踏み跡薄く荒れている。ほとんど利用されていないのであろう。 
 <Approachi>  春日井→R-41→美濃加茂→上麻生→室兼→本谷
  2009/08/26(水)  晴れ 単独山行     累積標高差:646m  沿面距離:7.6q
ルート ゲート車止(10:30)→ヒゲスリ谷出合(10:41)→林道終点(10:48)→尾根の岩場(11:20)→林道(11:55)→
ベニヅラ取付き(12:10)→ベニヅラ山頂(12:24)→林道(12:41)→権現林道(13:04)→丸山山頂(13:40)→
植林地(14:10)→沢(14:18)→ヒゲスリ林道終点(14:39)→車止(15:10)
   Map GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
中々目的地が決まらず 遅い出発となった。9:15発 いつものように神淵川沿いを走り本谷へ入るとバーべキューの準備中の2グループあり 林道ゲート脇に駐車 身支度をしスタート すぐにヒゲスリ谷林道出合に着く。林道終点に着くと左の沢を渡った先にピンクのテープが見られた。(丸山へは右の沢のはずだが) 取りあえずテープに従い進む ジグザグの急登を暫く進むと植林をタフロープで囲われた所を過ぎる。(この辺でこの作業道は丸山でなく西の山”ベニヅラ”へ向かっていると確信) しかしこのあたりより踏み跡はなくなりブッシュがひどくなる。踏み跡は植林地のためのもののようだ。
 ヒゲスリ谷林道終点  植林地
ヒゲスリ谷林道終点 タフロープで囲われた所
さらに登って行くと前面に大きな岩場が現れた。岩の上は危険そうで左のヤブを巻き 岩場を過ぎると少しで尾根の出っ張りのような所へ躍り出た。尾根を進むと正面に斜面が その手前に作業道が横切っていた。
 尾根手前の岩場  建長寺林道出合
尾根手前の岩場 建長寺林道へ出た所
(地形図で)斜面を直登すれば林道があるのはわかっていたがここは左へ進んでみた。左下より沢音が聞こえた。こんな上にも湧き水があるようだ。どんどん進み行止まりかと思ったら少し手前に折り返し上に続いていた。ジグザグに登っていき林道(建長寺林道)に出ることができた。
 林道から展望  ベニヅラ山頂
林道からの展望 ベニヅラ山頂
林道からは展望が開け木陰で休憩したくなるくらいだ。林道を辿りベニヅラから東へ伸びている尾根末端あたりへ着き取付く 傾斜は緩いが今の時期草が伸び気持ちいいものではない。途中左に下山道を確認し山頂へ 僅かに展望はある。右・左へ下れそうな感じだがここは戻り先程の下山道を下り 再度同じ林道を歩くことになった。 ここで思案 丸山か688ピークにするか迷ったが長い下りの林道を見て丸山とした。権現林道終点より登り山頂手前の岩場を直登 山頂へ 祠が祭られてました。これが丸山権現でしょう。七宗権現のうちの一つかな?遅い昼食
 丸山山頂  下山路様子
丸山々頂(後ろ丸山権現の祠) 沢の狭くなった所
林道手前まで下山した所でここからヒゲスリ谷林道へ通じているであろう作業道を進む。暫くすると植林帯へ行き当たり踏み跡は不明 辺りいちめんの木々にはペンキで番号が振られている。進む方向がわからない。少し進んだ後やむなく沢へ下ってみた。沢沿いを何とか進むと谷は狭くなり不安がつのる。踏み跡(獣道か?)も随所で無くなったり沢から着いたり離れたりしながら進む。2箇所程沢のかなり上部を行く所があった。やや明瞭となってきた踏み跡を辿ると植林の標識が現れ 林道終点へ出た。成る程こっちが権現林道への取付きかと納得したがとんでもない道(?)だ。逆行の場合はとても無理であったろう。沢へ降り沢水で体を拭き 本谷沿いの林道をゲート車止まで。
◆下山した作業道は廃道となって久しいと思われる。あの植林帯へは権現林道終点まで車で行きあとは歩かれたのでは それで植林帯まではっきりした踏み跡があるのではと思う。

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