大平山
(700.9m)

◆大平山(おおひらやま) 場所は金山町菅田笹洞 坂桶(さこけorさかおけ)である。以前行った黒岳の厚曽(あっそう)の南東に位置する。最近”下呂関トンネル”が開通し西の上之保奥山から近くなった。最終民家で訊ねた所『大平山』とのことであった。
 <Approachi>  春日井→R-41→美濃加茂→県道63→津保川沿い→菅田笹洞・坂桶
  2009/06/17(水)  晴れ 単独山行    累積標高差:390m  沿面距離:3.7q
ルート 坂桶集落BC(10:40)→700.9三角点(11:28)→鹿除ネット(12:05)→704ピーク(12:22)→展望地(12:45)(13:05)→
沢→坂桶集落BC(13:40)
GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
坂桶(さかおけ)への入口には”念仏供養”と書かれた石碑がある。行止りまで来ると最終民家のおじさんがおられ 聞くと奥の沢沿いでも行けるが手前の民家の庭からの方が近いからこちらから行きなされとのことで進む お墓の間を抜けると沢沿いの薄暗い植林帯となる。暫くで大きな岩が出てくると踏み跡はなくなり 適当な所で左の斜面へ取り付く。急斜面のヤブの少しでも薄い所を登る。途中3匹の猿と鉢合せ 一旦止まり威嚇されたがすぐ去って行った。ひとしきり登り尾根状の所へ出ると傾斜は緩むが僅かの間である。ここにはチェンソー用の油缶が2個転がっていた。
坂桶の行止まり  登り切った尾根
最奥の駐車場 尾根に登った所
岩を乗り越え木々に掴まり登っていき やっとの事で山頂到達 南西側に踏み跡あり(多分奥の沢からの山道であろう。)一服後704ピークの最高点を目指す(たった3mのために 哀しい山ヤの習性か?)もまたまた行き過ぎた。3〜40m戻り東の尾根へ(何故見逃したのかなーと反省) この辺一帯尾根上は伐採されているが倒された木々が邪魔している。ピークを越えて行くと鹿除けのネットフェンスが現れ 1箇所展望の良い所があった。
大平山々頂  唯一の展望地
山頂 二等三角点 唯一の展望
フェンス沿いに登っていくとカモシカの死骸があった。カモシカの場合ツノだけならすぐに抜けると思うが足等も絡まったのではと思う。フェンスのカドで別れ頂上を目指す。登り切って左へ少し進んだところが704ピークであった。右方向へ開けていたので下って登り返したが展望は得られず 唯一の展望地まで引き返すことにした。展望の開けた所へ戻ると左足に異変を感じズボンの裾を上げてみると”ヤラレタ”真っ赤であった。全身チェックするも1箇所だけであった。
カモシカ死骸  704mピーク
カモシカの死骸(ツノに特徴) 704mピーク
昼食後ネット沿いの踏み跡を下ってみる事にした。すぐネットと別れ西方向へ進む。少しで踏み跡は消滅 落ち葉の敷き詰められた斜面をドンドン下る。途中2箇所(道があるわけではないが)分岐のような所あるも右へ進む(出来るだけ西へ進んだ方が無難と考えた。)
降りた所の沢  平岩鉱山跡
谷の狭い所(向こうは植林帯) 平岩鉱山のズリ
最後に崖に突き当たったがここも右へ下り 沢へ降りると岩で狭くなった所を抜け植林帯へ出た。さらに進み今朝見た沢であると気付いた。最終民家のおじさんに挨拶し 帰途につく。 帰路”平岩鉱山”へ寄ってみた。
◆今回何故ここへ来たのかと言えば 前回水晶山での水晶に童心をくすぐられたようで鉱石に興味が湧いてきました。この辺は昔”平岩鉱山”と言うのがあり 国内でも有数の蛍石等の産地であったようです。。そこで鉱山から近い所で 山を早目に片付け寄ってみようと思った次第 でも行ってみたが陥没がひどく立入り禁止になっており林道から眺めただけでした。石探しにはロマンがあって楽しそうです。今度 孫と来て見たいものです。

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