水晶山・ナカザコ
水晶山:546m   ナカザコ:568.9m   岳山(たけやま):599.0m

◆東海北陸道”美並IC”から少し戻り馬越峠を目指す 水晶山と名の付く山は結構あるがここは山頂の岩に水晶が見られる本物の水晶山である。一般的な登山道は南面にあるが 地形図を見て北面の林道を利して傾斜の緩そうな山頂西のピークより北へ延びている尾根から取り付いてみようと目論んだ。
  2009/06/12(金)  晴れ 単独山行       累積標高差:326m  沿面距離:3.7q
ルート 美並IC(9:32)→馬越峠(9:50)→#5鉄塔巡視路(10:27)→取付き(10:35)→西のピーク(10:59)→
水晶山(11:08)→水晶の展望地(11:36)(11:56)→→#6鉄塔(12:11)→ナカザコ(12:31)→ヤブ(12:40)→
林道(13:06)(13:50)→奥田:車止(15:00)→岳山々頂(15:25)→車止(16:05)
Map GPS軌跡
 (カシミール3D)
巡視路は未踏
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
馬越峠よりスタートした所林道ゲートのチェーンは外れており ならばと車で林道へ入る。ここは車高が高くないときびしい。暫く進み送電線を潜った所で駐車場がなく少し戻った所へ駐車 再度準備後スタート 入れそうな谷と#5鉄塔巡視路があったが当初の計画で行くためパス(巡視路は下りに使えるかも)予定していた尾根の出っ張りに到着 長袖に着替えブッシュに突入 やばいかなーと心配になったが5〜6分すると左は植林帯 右は2次林となり歩き易くなった。踏み跡は全くないが切り取られた木がありかっては作業の人が入ったものと思われる。ピーク近くなると短いが急登のヤブとなる。 赤い境界杭があった。
取り付き  水晶山々頂
取り付き斜面 水晶山々頂
ピークに立つも木々が茂って展望はない。左方面(水晶山)へ踏み跡ありこれを辿る。水晶山々頂近くなると岩場となり木々や根を掴んでの急登となる。山頂に三角点はなくピンクのテープに表示があるのみ 展望は北側に僅か開けている。一服後 山頂を後にするも周辺の踏み跡は薄い やはり間違えた。戻り方向を見定め進み何とか尾根にのる。
水晶の展望地  南面の展望
水晶のある展望地 南が開けている。
少し下ると人口重心地の標示が現れ南から踏み跡があった。さらに進むと岩場となりキラキラ光って見え よくみると各所に水晶が見られた。ここは展望もよく昼食に最適 早いが昼食とする。食後ナカザコを目指す 大きな岩を右に左に過ぎ少しで#6鉄塔へ着いた。右前方にピークが見えたがこのピークは左に巻き 次は右巻きでやり過ごすも最後で行き過ぎてしまった。
水晶  ナカザコ山頂
岩の間の水晶 ナカザコ山頂三角点
戻ってピークを登り切るとナカザコの2等三角点があった。ここで 戻って巡視路を下るか北へヤブ漕ぎするか 思案となったが戻る気はなくなっていた。北側へ進むもいきなり崖であった。右方向へかなり下り下降点を探すもなく引き返す途中でトラバース気味に目標の尾根へ 少し下ったらまた崖であった。やむなく再度右の植林帯へ振り少し下ると作業用と思われる薄い踏み跡があり 辿ると目指す尾根へ続いていた。尾根に戻り位置確認すると左下に林道があるはずであった。(多分あるであろうと予測) 暫くで踏み跡は明瞭となりさらに下ると林道が見えた。林道に降り立って一安心 車止の少し下であった。大休止 林道の木陰で忘れてたグレープフルーツを食す 至福のひと時である。  この後下見だけでもと岳山(たけやま)へ向かう。
林道にて  拾ってきた水晶
至福のひと時(木陰でグレープフルーツ) 拾ってきた大理石?に水晶が・・
◆水晶山の取り付きは私的には正解であった。地形図を見てルートを決めほぼ予定通りいけた。ナカザコから北の尾根へはヤブはたいした事ないが ほとんど崖のような所が2箇所あり踏み跡も薄い。 #5巡視路を下ったほうが無難かもしれない。
◆拾った水晶は北側林道の崩れた跡に露出していたもの 山頂から随分離れているので全体が水晶の山と言えるのでは

岳山
(599.0m)
Map
下山が遅くなり さらに岳山(たけやま)の登山口の奥田まで移動に手間取ってしまい登山口へ着いたのは15:00となってしまった。しかし最奥の民家のおじさんに聞くと30分程度で登れるとのこと。『ヨーッシ なら短期決戦ヤ!』とスタートするも 尾根手前の急登はキツかった。ほぼ25分で山頂着 祠の後ろと東へ踏み跡あり 山頂の展望はなく10分休憩で下山 16:00に車止着
岳山々頂の祠  岳山々頂三角点
岳山々頂の祠 祠の後ろの三角点

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