栃 洞 
(621m)

◆七宗山のうち 栃洞: 電波塔のある水晶山の西方の釜ヶ岳と尾根続きである。 R-41で美濃加茂を過ぎ上麻生へ神淵川沿いに進み 葛屋を過ぎ少しで右折進むと葉津の集落へ入る。
◆今日は釜ヶ岳の下見に行こうとゆっくり10時過ぎ家を出た。出来れば円空洞と星谷の滝でも見よう。と思ったが・・・
 <Approachi>  春日井→R-41→美濃加茂→上麻生→葛屋→葉津
  2009/10/29(木) 曇り後晴れ 単独山行   累積標高差:390m沿面距離:5.4q
ルート 林道車止ゲート(11:36)→取付き(12:06)→尾根出合(12:30)→栃洞(12:43)→尾根出合(13:02)→
#37鉄塔(13:14)→岩場(13:29)→林道(13:40)
GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
しかし 星谷釜洞栃洞林道へ来ると登高意欲が湧いてきた。よし栃洞か釜でも行こう。星谷、栃洞の分岐へ着くと鉄塔があるならと右の栃洞方面へ進む。暫くで作業小屋を過ぎ 送電線の真下に着き 取り付きを探すと小さな涸れ沢の右岸沿いに薄い踏み跡ありこれを辿る。巡視路の案内がないので作業道のようだ。
星谷栃洞分岐点  林道途中の小屋
星谷、栃洞の分岐 途中の作業小屋
踏み跡を辿るとドンドン右方向へ進む 尾根へは左ではと不安になるが 左上には白っぽい大きな岩場が見えた。ここは上がれない。踏み跡を辿り これはひょっとすると栃洞へ行くのかな?と思われた。涸れ沢を渡ると踏み跡はなくなったので尾根を目指す 植林は手入れがされておらず小枝が出ているので登りづらい
岩場  尾根の荒れた植林
白っぽい岩場 尾根近くの荒れた植林
尾根に上がり 栃洞を目指すも ブッシュがひどく ここで思案 こんなことしてたら栃洞と釜の両方は無理であろう。釜ヶ岳は諦め 栃洞へブッシュを掻き分け進む暫くで突然伐開された所に躍り出た。先を見てもこれ以上高い所はなくここが栃洞山頂であろう。東面が大きく伐開されてアッケラカンとしているが展望は良い。あー そうだ 黒岳の伐開地にそっくりだ。
山頂横の伐開地  山頂にて
山頂の伐開地 山頂にて(後方:水晶山)
後方に電波塔のある水晶山が見られた。遥か下方では5〜6名作業中であった。水分補給後尾根を引き返す 尾根合流点まで戻り鉄塔が見えたので なら下山道があるのではと行ってみた。しかしここからは尾根にも拘わらず踏み跡はなく 木々を掻き分け下る。下った先に立派な道が現れた。鉄塔巡視路であった。巡視路を逆に辿ってみたが釜ヶ岳林道から来ているものと思われた。引き返し鉄塔へ 36・38鉄塔の案内板があったのでここは37番かな
37番鉄塔  岩場
瀬戸川辺線37番鉄塔 下った先の岩場
木々の向うに釜ヶ岳が見えるが距離はありそうにて諦める。少し戻り右手(南側)に薄いの踏み跡があり これを下るも左(南側)へトラバース気味で中々下らない。案の定登りで見たあの白っぽい岩場に出てしまった。踏み跡もここまで 下れそうな所を慎重に選び下って行くも中々踏み跡に出られず やむなく左側の涸れ沢を渡り植林の中へ入り下るとやっと踏み跡が見つかり斜面を戻る感じで下って 見覚えのある踏み跡に出て 林道に降り立った。ヤレヤレである。空腹を感じ林道で遅いお昼とした。
◆ここの尾根伝いで釜ヶ岳に行くのは結構なアルバイトを強いられる。今日は下見のつもりが一山登頂出来たのでよしとしよう。栃洞へは林道をさらに進み峠から伐開地を登ればさらに楽なものかもしれない。よってここを訪れる人はマレなのかなー(私くらいか?)。山名は葉津の村人より聞いた。この方から色々な情報を頂いた。釜ヶ岳へは釜ヶ岳林道を詰め 尾根で37番鉄塔経由で巡視路を下山してみようかな?
◆帰路 イベントクラブの方に会いたくて神淵の支所に寄ってみたら たまたま本所の方がおられ じゃー付いてきなさいと言うことで上麻生の本所まで行くことになり イベントクラブの方はおられなかったが絵図が手に入った。大収穫でした。ついでに地図(林業用のかな?)も

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