ゴンニャク
(1095.3m)

◆ゴンニャク 長良川の支流 亀尾島川を辿り大栃谷のさらに奥  隣の大ゴンニャク(1110m)より低い。三角点があるだけで評価が違うようだ。変わった名前だが地元でも皆さん”ゴンニャク”と呼んでいるようだ。由来は不明
春に一度偵察に訪れており折り返し地点(ミオ谷左俣源頭部)に作業用の階段をみた。ここから取り付いて大ゴンニャクに上りゴンニャクへとの寸法
 <Approachi>  春日井→R-41→美濃加茂IC→高速→郡上IC→寺坂トンネル→亀尾島川→大栃谷→ミオ谷左俣源頭部
  2010/11/27(土)   曇り後晴れ 山行   行程  沿面距離:3.1q     累積標高差:295m 
ルート 車止(8:53)→取付(9:13)→大ゴンニャク(9:27)→枯木ピーク(9:54)→ゴンニャク三角点(10:13)(10:47)→
枯木ピーク(11:03)→大ゴンニャク(11:24)→車止(11:43)→大栃谷(12:35)
Map GPS軌跡
 (カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
亀尾島川沿いを走ると林道分岐があり左折すると(直進は亀尾島林道)どんどん高度が上がる。大栃には数軒の廃屋があるが荒れて人の匂いは感じられない。さらに林道を進むと峠のような所へ出ると前方が開ける。左から新しい林道が来ていたがゲートは施錠されてた。正面に目指す尾根が延びており林道も見えた。
作業広場 木製階段
作業用広場 危ない木製階段
予定していた折り返し地点の広場(ミオ谷左俣源頭部)に到着するも作業用の山土が積まれており駐車出来ず 少し先の広くなった所を車止とした。身支度し林道を戻り 広場の左端を進み 沢の左の木製の階段へ取り付く(沢沿いにも踏み跡らしきものあり)この階段は古く急傾斜でヤバイ 慎重に上がっていくと上部で作業道に合流 右折暫く上って行き取り付きらしきへ到着、踏み跡はさらに右へトラバースして行く。時間に余裕があり進んでみると谷のような所で下っているのでヤメて引き返し斜面を直登 途中の木には赤ペンキで矢印があった。
大ゴンニャク 枯れた大木
大ゴンニャク山頂 1100Pの隣の枯れ木
その内ピークへ到着 この先は下っていたので ここが大ゴンニャクであろうと思われたが何もない。この辺で雨がポツポツきたが今日の降水確率は10%なのでひどくはならないであろう。左側は全てヤブ 方向を確認し左のヤブへ突入すると赤いテープがあったので安心したがこれ1個のみ(大ゴンニャク付近のネマガリは覚悟はしていた。)少しでも薄い所を選んで鞍部へ下る。隣のピークへの登りも結構なヤブであった。1100mHを過ぎると多少は良くなったがヤブは続く。まさに泳ぐが如く(平泳ぎだ。)途中1箇所枯れた大木があり ここは笹もなくホッとする所だ。
ゴンニャク手前 ゴンニャク山頂
正面 ゴンニャク ゴンニャク山頂三角点
たまに四角の赤いマークが見られた。次のピークか また次かと期待したが中々三角点はなかった。大ゴンニャクから数えて3つ程コブを過ぎると大分歩き易くなり その内岩場が現れる。庭園風のいい雰囲気だ。もう少し開けていたら尚いいけど ここを過ぎ少しで山頂着となった。三角点横に『岐阜やまびこ山岳会』の山名板があったのみ。
山頂南の岩場 大ゴンニャクから高賀山
ゴンニャク南の岩場 大ゴンニャクから瓢〜高賀山
展望はないので少し戻った岩場で早いがお昼にした。 帰路はヤブの薄い所を選んだため ルートを外しかけた。1100mHでは北面が歩き易かったが尾根へ登り返しが出来ず引き返した。大ゴンニャクで立ったまま一服 ほぼ真南に高賀山らしき山が望まれた。
1120Pを望む 下山口
大ゴンニャクから隣の1120P 林道への下山口
下りの分岐では木製階段を避け直進(尾根の南面を平行している。)途中下方に林道と車が見えた。涸れた小沢の丸木橋まで来て 来過ぎたと思い引き返すと下る作業道が見つかった。ジグザグに下っていくと先程の小沢の下方へ出られた。ここにも4〜5本の丸木橋が掛かっており4〜5m下って林道に出られた。車まで10m程であった。車から椅子を出しポットの熱いコーヒーで大休止 横を工事のダンプが何度か通り過ぎた。

◆朽ちかけた木の階段より 駐車地点の小沢から取り付いたほうが無難。入り口には茨が少しあるが4〜5mなので我慢。少し上に見える倒木が作業道である。
◆この後 時間があったので明宝の気良峠へ偵察したが御地蔵様に会えず 宿題が残ってしまった。郡上へはまだまだ来なくてはいけないようだ。
  
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