平木山
(544.4m)

◆以前登った美濃加茂の御殿山の東のピークに三角点があるのは知っていたが山名が”平木山”とは最近Netで知った。一般的には南の白山神社から登られているが地形図を見ていて北面から登るのも面白そうで間見峠から境界尾根に登路を求めてみた。
 <Approachi>  春日井→R-41→美濃加茂→大橋→間見峠
  2010/09/20(月)   晴れ 単独山行      行程:q 
ルート 間見峠車止(10:08)→谷最深部(10:18)→主稜線出合(10:47)→平木山々頂(10:59)(11:13)→
峠の地蔵(11:49)(12:13)→ヤブ(12:29)→堰堤(12:34)→林道終点(12:42)→車止(13:06)
Map  GPS軌跡
 (カシミール3D)
 ピンクラインは推定
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
美濃加茂に入り神渕川沿いを走り上大橋で左の間見へ 間見峠に近づくと各林道入り口には赤ペンキで書かれた”地権者以外の入山禁止”の看板が目立った。峠にはお地蔵様が祀られており10m程越えると林道があったのでこれを入ってみることにした。身支度し林道を入るとすぐUターンし100mも行かない内にガードレールで行止まりとなった。(なんじゃーこの道は?と言う感じ)斜面へは木々が茂り入り難い。周辺を見ながら戻り、Uターン箇所に薄い踏み跡を見つけ 入ってみると沢沿いに続いていた。
 いちおう林道  取り付き
林道??? 林道からの入口
途中右の尾根へ上がれそうな所もあったが踏み跡に従い谷沿いを進んだ。谷の最深部まで来ると3〜4m登り右からの尾根上に出るとピンクのテープがあったので黄色のテープを足した。左折し少しでコブへ上がると黄色のプラ杭があり 尾根はやや右手へ延びていた。尾根道を忠実に進む 時々黄色のプラ杭が見られたのでこれが境界杭のようだ?
 倒木の多い斜面  平木山山頂
倒木が多い 平木山々頂
暫くすると登りとなり倒木が増えてくる。踏み跡もテープもないが尾根を外さないよう進めばよい。その内上部の木々が透けて空が見えてくると薄い藪の急斜面となった。主尾根までほぼ直線的に登る。尾根直前で2匹地蜂が現れたのでジッと見ていると木の穴の中へ消えていった。巣を避け尾根に上がった。ここから山頂までは僅かであった。
 山頂大木と地蔵  峠の地蔵様
山頂奥の地蔵と大木 峠南の地蔵(後ろにもう一体)
山頂で小休止後 先の地蔵様に挨拶し尾根を戻る。アップダウンも少なく気持ちいい尾根歩きだ。浮かれていたわけでないが左へ行くべき所を直進 急勾配で下りだして間違いに気付き戻る。(テープでストップされていたのに・・・) 峠に着き<地蔵様>に挨拶し 南の道(”猿の岩”への道)を少し探索後ここでお昼にした。峠の南側の地蔵は後ろにもう一体の地蔵がある変わった配置になっている。
 荒れた谷筋  堰堤
荒れた谷筋 下の堰堤(左端を越える)
御殿山は今回パスとし北の間見側へ下る。暫くいい道がジグザグに下っていたが3〜400mすると突然消滅 抜けた跡があったので先にあるのかもと思ったが木々や草が茂ってとても進めない。思案の末 沢へ降りることにした。(地形図で林道があるのがわかっていたから) 狭いうえ岩や倒木で歩き難い。(ヒルが心配だったがここから抜けられるなら10や20ccならよかろうと覚悟) 難渋したが案外短時間であった。先に堰堤が見えると谷は広がり歩き易くなった。(左の涸れ沢にも堰堤があった。)右岸を見ると踏み跡がありそうに見えた。堰堤の左岸を越え4〜5m先で右へ降り堰堤の下へ出られた。すぐ下に林道のような道があり さらに200m程下って行くと明るい林道終点であった。県道へ出て間見峠へ
◆間見峠手前に車の修理工場(?)があり その裏手にも林道が入っている。帰路探索してみたがこちらから入って適当に尾根に上がっても行けそう。

◆主稜線に出る間に黄色の紙テープを5〜6箇所使用 2〜3ヶ月は残るかも 下った道は旧道であったのだろうか?草が茂って気持ちのいい所ではない。

◆時間があったので美濃加茂の富士山(357.2m)に寄ってみました。20匹以上の猿に出会った。(ここにそんなに餌があるのかなー) 富士下林道で休憩小屋まで入り 山頂まで25分 下山13分




山頂の祠は新しいが 旧い祠の残骸(瓦や廃材)の量をみると中々立派であったことが伺われる。

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