捨薙山
(983.2m)
◆迷った末 東濃の捨薙山(すてなぎやま)でも行こうと9:30頃出発。中津川からとも思ったがR-41で白川口から入る方が判り易いであろうとR-41へ  登山ルートは地形図を見て決めた。(標高差を少なくするためズルしてるだけかな?)頭谷へ入り山頂の東尾根に上がって 下りは南西尾根を歩いてみよう。藪で進めなくなったらそれまで・・・とのつもりでしたがさんに会えました。感激!!』 
 <Approachi>  春日井→R-41→美濃加茂→白川口→黒川・日面下→頭谷
  2011/06/04(土) 晴れ 単独山行       累積標高差:m
ルート 車止(11:35)→小屋(鳥屋跡)(11:51)→山頂(11:57)(12:12)→小屋(鳥屋跡)(12:20)→展望地(12:30)
→数本のプラ杭(12:44)→林道出合(12:59)→熊遭遇(13:00)→車止(13:34)
Map GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
案内指標 R-41で白川口へ着き 黒川を目指すも日面下を過ぎてしまい戻り 柿反線の表示で左折 頭谷林道へ入る。右山側に取り付けそうな所を見ながら進むも中々なく 暫くすると大きな谷があり道(?)も見えた。道路脇へ2〜3台駐車可能

・日面下は(おもしもorひよもした)どう読むのか今度行ったら確認しよう。
身支度後スタートすると ピンクのテープがあった。林道のような道が沢の右岸沿いに続くが荒れている。左へ林道が延びていたが見送る。その内道はなくなり沢の中を登ることになる。水は涸れ テープは青色に変わった。谷を直登して行くと正面に小屋が見え 登りきって尾根上に出られた。『美濃の山3』にある鳥屋と同じであろう。(位置は違うので複数あるようだ)お釜、鍋、囲炉裏もあり生活臭が感じられた。4〜50年前へタイムスリップしたような場面である。 尾根の小屋
小屋(鳥屋跡)
山頂にて 右折して少しで明瞭な尾根道に合流 左折少しで山頂であった。山頂には地元の小学校の全校登山の記念杭が見られたがここはそれ程広くはない。小さな虫が鬱陶しくすぐに下山 小屋(鳥屋跡)へ戻った所で南西の尾根へ 
山頂三角点にて
ひと登りし植林帯を進む 所々伐採した倒木有 歩き難いが踏み跡はある。その内右は植林帯 左は自然林の尾根となり 足元は熊笹になる。さらに下って行くと前方が開けてきた。西方面が開けており今日初めて展望があった。(?マーク:藤島山か高天良山かなと思ったが 帰宅後調べるとここから266°は七宗の大槻山になるが??)暫くは右側は明るいが左はズッーと木々が茂って降りられそうもない。熊笹の茂った道を下る。 西方展望
尾根上の展望
数本のプラ杭 912Pを過ぎ少しで黄色のプラ杭が数本固められた所があり 後ろを覗くと薄い踏み跡あり ならここから林道へ降りようと進んだ。(勘違い:境界を外したつもりがこれが境界尾根でした。)進むとテープとプラ杭が見られ踏み跡もしっかりしていた。所々ギンリョウソウが見られた。下った先の鞍部で正面に15m程のコブがあったが左へ下れば林道と思い下るとやっと林道が見えたが熊笹が密生しており 右へ左へ薄い所を探し林道に降りた。
ここで 振り返って下山地点の撮影をしていると すぐ隣の斜面に大きな黒い塊りが見え まさか?岩か何かだろうと思ったが”ウォー”とか叫んでみたら動き出したではないか 『おおっー!熊さんだ』慌ててデジカメで撮影 距離は50m以上ある。ズームを一杯にしたが上手く写るかな?熊さんはゆっくり上部の森へ消えていった。 ツキノワグマ
この急斜面を登って行った。(さすが野生)
林道を戻ると脇にタラの木があり すでに時期は過ぎているが柔らかそうな新芽を摘みながら(今晩のてんぷら)駐車地点に戻る。宮山へ行こうと林道を進むと先程の所に今度はカモシカが居たので余程の新芽が芽吹いているのかも?林道笹畑支線へ入ると宮山の山頂へ着いてしまった。ここはすでに登山対象の山ではないようだ。社裏の三角点に挨拶し帰路に着いた。
◆まさかここで 熊さんに出会えるとは思いもしなかった。2度目の貴重な体験が出来た。前回は至近距離で怖かったが今回は一定の距離がありこちらが先に気付いたこともあり撮影できたことは幸運であった。5倍ズームのデジカメではこの位(大きさ)が限界かな。
◆登路は『美濃の山3』のルート(草が茂って不明瞭)を辿ることが出来なかったがこちらの方が楽 下山ルートは思わぬ勘違いで助かった。道なりに進むと西北の尾根に入り込んでしまう所だ。
 
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