伊勢山
(1373.0m)
◆天気予報を見て東に決めた。真っ先に浮かんだのが伊勢山である。美濃から外れているが玄人(変わり者)好みの山であったようだ。というのは近年ヤブが刈り払われ少々様変わりしたようだ。木曽川を挟んで南木曽岳と対峙する山である。
 <Approachi>  春日井IC→中央道→中津川IC→R-19→柿其橋→小吹沢林道ゲート
  2012/12/01(土)   曇り後晴れ 単独山行    累積標高差663m  沿面距離:6.6km
ルート 車止(9:36)→峠入口(9:53)→柿其峠(10:18)→岩場コブ(10:57)→1360m(11:24)→山頂(11:31)
(12:07)→1360m(12:17)→岩場コブ(12:31)→柿其峠(13:08)→林道(13:24)→車止(13:43)
Map  林道から山頂
           林道から山頂
GPS軌跡

(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
R-19から木曽川を渡り 岩倉林道へ入り 小吹沢林道へ 林道ゲートで行き止まりとなり 身支度後スタート すぐ上に国有林の作業場があった。空はドンヨリ今にも降りだしそうだが予報を信じて進む。
 柿其峠入口  峠の地蔵様
柿其峠入口 峠の地蔵様
林道を暫く進むと山側に柿其峠入口の標示がありここより入る。道ははっきりしており気持ち良い、2つ沢を渡り登った所が柿其峠であった。地蔵様がおられたので一服と思ったが下が湿気っていたので撮影だけにした。目前を雲が走っていく(飛んでいく) 気持ち良い尾根歩きと思ったがすぐに最初のピークへ急登が始まりジグザグに登って行く。
 ロープと階段の岩場  1360mHから山頂
急な岩場(ロープと階段) 1360mHから山頂
大きな木や岩が現れ中々趣のある所を過ぎて行くとロープと木の階段があり降りた所が鞍部であった。ここで一服 少し進むと1360ピークへの上りが始まる。雪はほとんどないが手は冷たい。上り詰め向かいの山頂と比べても高さは大して変わらない。一旦下り再度登り返し大きな岩を過ぎると山名標が見えた。
 山頂にて  御料局三角点
山頂にて 御料局三角点
三角点と剥きだしの御料局三角点があった。先に展望があるとのことで行ってみると眼下に木曽川とR-19が見えた。時々銃声らしき音が聞こえた。御岳方面は樹間から僅かに見えた程度、山頂に戻りお昼にした。やっと少し日差しが出てきたが手が冷たい。下山開始 1360mのコブを過ぎると雲はきれいになくなり晴天となった。正面に御嶽が見え さらに下ると右手に中央アルプスが望まれた。9月に見た時とは一味違う姿でした。岩場のロープと階段は慎重に過ぎた。
 御岳  中央アルプス
下山時の御岳 中央アルプス
峠手前の開けた所で休憩とし残りの柿とウイロウを食す、午前の天気がウソの様に晴れている。多分板取、郡上辺りはこんないい天気ではないだろうと想像(内心ほくそ笑んだ) 峠の地蔵様に挨拶して下る。林道に出ると後方に山頂が見えた。作業小屋が見えるとゲートは近い。

◆ほんの3年前 猛烈なヤブで美濃一人さんが敗退している。(今年3月登頂) 1360mのコブ辺りの跡を見ると濃密なヤブが想像できる。多分鞍部手前の階段やロープもなかったであろう。今は簡単に通り過ぎてしまうが大いに感謝しております。
◆帰宅後 美濃一人さんのページを見直したらもう一箇所展望地があるようだ。残念また見逃した。
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