小秀山
(1981.7m)

◆王滝ルートで小秀山へ 最奥の滝越から白川林道で奥まで入れるので乙女渓谷より400m程標高が稼げるが長いアプローチと運転疲れを考えるとどちらがトクなんだろう?地形図を見て周回できないかと白巣峠で取り付きを探したが濡れた激ヤブで諦めた。
 <Approachi>  春日井→中央高速→中津川IC→R-19→木曽福島→王滝村→滝越→白川林道
  2012/09/05(水)   晴れ 単独山行    累積標高差689m  沿面距離:5.2km
ルート 車止(8:28)→尾根(8:51)→1535P(9:25)→フクロウ岩(9:49)→山頂(11:02)(12:29)→フクロウ岩(13:13)→
尾根出合(13:43)→車止(14:04)
GPS軌跡
青破線:断念ルート
緑破線:小ヒゼ歩道
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
5:00出発予定が少し遅れた。R−19で中津川より先へ行くのも久しぶりだ。木曽福島で左折 御嶽湖沿いを走り 王滝村を過ぎ 最奥の滝越の集落着 左の林道(白川林道)へ入って行く。途中『小ヒゼ沢歩道』と『小秀山登山口』の表示があったが過ぎる。 
 白巣峠  峠斜面のヤブ
白巣峠 峠横のヤブ
白巣峠まで上がるがこの先はゲートでストップ 駐車し取り付きを探すもヤブは濡れて何処まで続いているかも知れずとても入れない。ゲートを潜り先も偵察 2本ほどの谷は草が茂ってヤブより気味悪い。諦め登山口まで引き返し身支度後スタート 
 尾根の一本(?)  休憩地
左:斜面途中から尾根 フクロウ岩手前で一服
錆びた金網の残骸はあったが扉はなかった。入るとすぐに急登が始まる。久々の山行の身には応える。途中尾根に一本だけ高い木が見えた。尾根にも錆びた金網が見られた。(すでに用はなしていない。)この網沿いに進むと途中見えた一本の高い木の下に着いた。
フクロウ岩 フクロウ岩
進むとすぐに1536P着
(特に表示はないが) 過ぎて少し下って行くとあのフクロウ岩着となった。一服 暫く進むと登りは急となる。右下から沢音がはっきり聞こえた。近いのかそれなりの水量なのか?
左正面に予定していた白巣峠から1629P(点名:渡合)の山肌はきれいに見えたが多分 笹ヤブであろう。かなりきびしそうだ(こちらでよかったと安堵)渡合〜1729P間に覗いているのが前山のようだ。 右へ転ずれば1953.2(点名:三浦山)であろうかここより全然高い(あれと同等の高さにならないと・・・)
1700mH辺りは草付斜面で日を遮るものがなく暑い。タラの木が数本見られた。過ぎて樹林帯へ入ると昨夜の雨か湿気っぽい(ヒルの心配はなさそうだ。)時々大きな岩が見られるようになる。中々山頂に着かない。岩を回り込み進んでヒョッコリ上がると小秀山の山名標が見えた。誰もいない。正面の御嶽が大きく山頂展望は良い。 山頂にて
小秀山頂
一服後 避難小屋へ入ってみたが窓が小さく居心地は良くない。(閉塞感?)泊まる分にはいいが休憩には向かない。山頂に戻り木陰の岩の上で休憩していたら二の谷から3名来られた。食事としたがやはりオニギリが食べ難い半分でヤメ サラダ、ゆで卵、フルーツ、を食す。3名の方も食後雲が去り暑くなったようで下山された。ほぼ1.5時間後店仕舞い下山。登りに比べたら下りは快調だ。ほとんど休憩なしに(適した所もない)フクロウ岩着で一服 
1536Pを過ぎると草刈り器の音が聞こえた。何処でやってるんだろうと不思議に思ったが近づくと何とこの尾根上の笹を刈っていた。2名で草刈り機とチェーンソーを持ち込んで作業中でした。今の登山道が急過ぎるので『小ヒゼ沢歩道』を開作中とのことでした。(地形図の緑破線)尾根上の合流点まで繋がっている。多少距離は長くなるがこちらの方が傾斜も緩く楽なようです。 山頂を振り返る。
帰路山頂を振り返る。
錆びついた金網のゲートを潜り 急斜面を下る。途中新しい『小ヒゼ沢歩道』を下ってみればよかったとも思ったが遅い。長い急下り後やっと林道が見えた。アイスボックスの氷で喉を潤す。帰路1984年の地震で出来た自然湖に寄ってみたが今より少し肌寒くなった時期の方が神秘的なムードがさらに良いと思われた。 春日井までまだ遠いなー。
◆笹刈りや山道整備の方には頭の下がる思いがします。この暑い中 相当の労力かと思います。ついでに白巣峠のヤブも切り開かれれば周回出来るので人が増えますねーと話したら そういう話も出ています。とのことでした。でもその頃には私は来れなくなっているかも・・・・・

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