倉見
(926.8m)
◆行きたい所があったが寝過ごした。今からでも倉見ならと出掛けた。ここは私にとって因縁の場所である。10数年前初めてヒルにやられ それも集中砲火を浴び 退散した苦い思い出がある。今なら大丈夫だろう。
 <Approachi>  春日井→坂祝バイパス→関市→樽見→門脇→尾砂林道
  2012/11/16(金)   晴れ 単独山行    累積標高差678m  沿面距離4.5km 
ルート 車止(11:03)→尾根合流点(11:56)→800mH(12:22)→山頂(13:10)(13:40)→800mH(14:02)→
分岐(14:28)→車止(15:02)
Map  倉見遠望
           倉見

GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
8:00出発するも春日井、小牧、犬山を抜けるのに手間取った。この時間帯しょうがないのか?車が多すぎる。薄墨温泉を過ぎ尾砂(おさご)谷林道へ入り 水源用設備のある取水口に到着 身支度後スタート 今朝まで雨だったのか周りの葉は濡れて下も湿っている。急登が続く、道は細く所々木々が被って歩き難い。これでは誰でも下山は薄墨温泉へ下ろうと思うであろう。
 合流点  雪が出てきた
合流点付近 雪がチラホラ
合流点まで急登は続いた。尾根の登りになるも傾斜はたいして変わらず、隣の山(岩岳から延びる山塊?)を見ると山肌は白く マズイなーと思った。750mになると雪がチラホラ出て いよいよマズイ 800mを越えると周りは10〜15cmの積雪 雪上に1名 古い足跡があった。ここで一服と思ったが時計を見て(12:24)やめた。これでは13:00までに山頂に着けない?僅かな上りでも滑って上がれない所があった。ペースダウンどころか燃料(労力)のロスが大きい。
 800m付近の雪  山頂にて
積雪15cm程度 倉見山頂
850mを越えると歩き易くなった。アップダウンも少なく快適。少し登って山頂到着 北北西に冠雪した能郷白山(と思ったが)が見えた。北と西のコブへ行けそうであったが無駄だろうとやめ オニギリと水分補給
落ち葉 休憩していると寒い 下山開始 下りもスベル スベル(ボチボチ靴も替え時かな?)800mを過ぎやっと雪がなくなる。時々踏み跡を外したが狭い尾根ですぐに復帰した。カエデなど赤いものは落葉しているが黄葉(コウヨウ?)はまだ残っている。
落葉の中下る
知らないうちに左折地点を過ぎた。思案したが地形図から外れているので戻って往路を下ることにした。斜面から左の道への分岐にテープを付けておいてよかった。何もなかったら直進し下ってしまう所だ。ジグザグに下る。急斜面の下草の茂っている辺りへくると沢音が大きくなり林道が近いことがわかる。暫くでゴロ石の多い沢へ降りると先に車が見えた。

◆倉見を甘く見ていた。雪斜面の上りには苦労した。標高差、距離も結構感じた。10日程早ければ素晴らしい紅葉が見られたかも、美濃はすでに冬である。
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