松谷洞(点名)
(1062.8m)
◆点名:松谷洞は板取の松谷洞と松根谷を詰めた位置にある。わかり易く言えば三尾山(サンノーの高)の北の三角点。最初から三尾山は多分無理であろうと考えていたが意地でも三角点の一つくらいはとも思った。
 <Approachi>  春日井→犬山→鵜沼→坂祝バイパス→関市→寺尾→板取→松根谷林道
  2012/5/26(土)   晴れ 単独山行    累積標高差536m  沿面距離4.3km 
ルート 車止(9:53)→取付き(9:59)→炭焼き跡(10:27)→笹ピーク(11:09)→鞍部(11:22)→合流点(11:36)→
斜面トラバース(11:51)→岩のピーク(12:09)→三角点(12:32)→鞍部(13:08)→谷筋(13:54)→車止(14:13)


GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
6:50出発 板取を目指す。板取の役場を見て左の脇道へ入り 板取川を渡り舗装された松根谷林道で高度を上げる。左折を見逃し他の林道へ入ってしまい戻り南へ延びる林道へ入る。そのうち木々は伸び草も茂り進めなくなった。やや広くなった所へ駐車 林道を歩いて先を偵察 取り付けそうな所を確認後戻り 身支度後スタート 地形図の672Pの北辺りより取り付く 勾配はあるが植林帯で歩き易い。
急斜面 登って 尾根上となり進むと赤、黄色のプラ杭があった。正面が急になると(黄色の杭は上に見えた)左にトラバースする薄い踏み跡があり辿って行くと炭焼き跡があり ここで踏み跡は終わっていたが戻る気にならず急斜面を登る。(帰りは通りたくないなー)左にも尾根出っ張りがあったが右の尾根上部を目指す。到達するも先は同じような急斜面が続いていた。暫く登って行くと笹が現れ 右手の薄い所を進むが次第に深くなる。あきらめ尾根芯の笹を分け進みピークに立った。周りは全面笹である。迷い易そうで何ヵ所もテープを付けた。 
急斜面を登る
西へ尾根を探し進むと笹は薄くなり急下りで鞍部に降りた。ここは杉の植林帯でだだっ広い 真ん中の沢はいい感じだが涸れている。(植林の森はこんなものかな?)対面の登りに掛かる。60m程登り進むと右からの尾根道(?)に合流 尾根の北側を進む。暫くでやっぱり笹が出てきた。尾根上は激ヤブである。尾根芯を外しヤブの薄いやや東寄りを進むとピンクのテープ(タフロープ)が見られた。(先では木に巻きつけられていた。) 以後このテープを拾いながら進む。 広い鞍部
だだっ広い鞍部
途中(尾根道を期待して)尾根に上がってみたらすごい激ヤブでした。(とても尾根芯は歩けない)
 大岩のピーク  北面の展望
大岩のピーク 唯一の展望
暫く東斜面を進みそのうち正面にテープがなくなり 右上へ急斜面の登りに掛かると大きな岩が見えた。(地形図の1030mH辺りかと思う。 ) 右巻きで岩の上に出てさらに尾根を進み次のピークに立つと北に展望があった。(今日唯一の展望)ヤブはひどいがさらに南進 尾根上を進み
 松谷洞山頂  
三角点:松谷洞 建設省杭:三角点
次のピークへは激ヤブであったが(今度こそ)三角点はこの上と遮二無二進み四等三角点:松谷洞到達(杭には建設省 国土地理院とあったので10年以上前のものだろう。) 誰も訪れることのない寂しい山頂である。ルートの記憶のあるうちにあの鞍部まで戻りたい。長居は無用と下山 ピンクのテープのお蔭でほぼ往路を戻ることが出来た。多分この辺を熟知している方(山仕事?)が付けたのだろう。
 ヌタ場  谷筋の下り
ヌタ場 谷筋を降りる
往路気付かなかったがヌタ場があった。ここで尾根へ登り返し 尾根を進み分岐(には見えないが)で右折 斜面を下り鞍部着 杉の植林帯で気分良くないが他にいい場所はない。お握りと水分補給後登りに掛かる。笹を分けピークへ上り詰め今度は急下り 暫く下り右の斜面(往路)を過し さらに下って行くと尾根はなくなり谷へ変わっていく 暫く谷筋を降りたがマズイと思った。このままスンナリ行けるとは思えない。谷が狭くなった所で(右岸)へ上がりトラバースしていくと(草木は薄くて助かった)岩混じりの庭園風の所へ出た。先に尾根も延びている。
尾根を進み下ると広い植林帯へ出た。(朝取り付いた植林帯とは様子が違う)左下方に先程の谷と思われる沢が見えたが草が茂り気味悪そうであった。(ラッキーだったと安堵)ここの下方に大きな岩があり過ぎて下って行くと林道が見え降り立った。駐車地点まで5〜6分であった。
ここから三尾山を目指すのは無理とわかった。よほどタフでないと持たない。敗退は口惜しくも何んともなかった。満足でした。今度はふつうのルートにしよう。
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