笹ヶタワ
(740m)
<権現様参道を行くも辿れず>
◆七宗山のうち笹ヶタワへ、以前 菅田大柿林道を歩いた時橋谷権現参道を2箇所確認しており 歩いてみたいと思っていた。ついでに麻生高ヤの南にあるとされるカラス倉峠も行ってみたいところだ。
 <Approachi>  春日井→尾張パークウェイ→R-41→美濃加茂→上麻生→大柿
  2012/11/07(水)   曇り 単独山行    累積標高差750m  沿面距離9.9km (含む林道)
ルート ゲート車止(11:07)→取付き(11:16)→43鉄塔(11:39)→笹ヶタワ(11:54)→林道(12:39)→鬼越峠(13:06)
→切通し(13:19)→岩尾根(13:30)→細洞林道(14:05)→フカ谷峠?(14:20)→車止(15:49)
Map GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
遅い9:40出発 柿ヶ野へ入り林道を上がって行くと水源の森では20名程いて 山の神で神事が行われていた。挨拶して過ぎゲート前に駐車。身支度後スタート 林道を歩き暫くで山側の標識に消えかかった橋谷権現の文字があり(歩道ナンバーも消えかかっている。255か258か?判然としない) 
 参道入り口  橋谷権現様
取付き(1ツ目の参道) 橋谷権現
ここより取り付く。入ってすぐに2段の石垣が見られたが先は踏み跡がなくなり涸谷を上がって行く。谷は2俣となり 方向は左であったが傾斜の緩そうな右へ進んだ。上り切ると左上方に樹間から鉄塔が見えた。43番鉄塔手前の山道(巡視路・境界)へ出た。鉄塔下で一服後笹ヶタワへ向かう。権現様にお参り後西へ下るつもりが南へ寄り過ぎ 修正西へ進むと尾根があった。この尾根伝いで下って行く。黄色のプラ杭とテープが見られた。
 林道の崖  鞍部
菅田大柿林道の崖と電柱番号 切通先の鞍部
先端で尾根は2つに別れており地図から見ると崖のようだがテープにつられ左の尾根を辿る。林道が見えたがやはり20m程の崖に当たった。右へ15〜6m行くと電柱があり降りることが出来た。電柱には103とあった。鬼越峠に向かう。細洞のゲートを過ぎ 麻生高ヤ南の切り通し着 切り通しの左の岩場を攀じ登ると道が現れ進むと3段の木の階段もあった。南北に開け展望があり 少し進むと下って鞍部に着いた。峠であろうか?ただの鞍部か?
 立ち塞がる岩壁  展望:室兼高屋
3〜40m岩壁 岩尾根の展望(室兼高屋)
正面には3〜40mの岩壁が立ち塞がっている。左上に踏み跡があり辿るとさらに左にもコブがあり 少し進むと左下に赤い境界標石が見え さらに進むと境界マークが岩に掘られていた。境界に沿って進み岩のコブに上がるとここも素晴らしい展望があった。(天気が良ければもっと良いだろう)境界標六五四号支六で下りになり引き返した。岩壁の横まで戻り南のコブに上がると先は断崖絶壁 右手へ進むと下って行きそうでやめたがこれなら萱原まで行けそうな感じがした。
 境界杭603  曰くありそうな平地
フカ谷峠?杭603号 何かありそうな平地(善治トヤ跡の様な?)
切り通しまで戻り 細洞林道を戻る途中フカ谷峠と思われる辺りで右へ伸びている尾根を探索、鞍部へ来ると赤い標石六〇三号があった。ここがフカ谷峠であろうか?戻り鬼越峠を過ぎ菅田大柿林道をひたすら戻る。福田林道手前で下方に赤い標石が見えたので降りてみたが遠回りになった。福田林道を戻るとき”フッタ”も覗いてみたかったが今にも降り出しそうな空を見てやめた。菅田大柿林道を戻りゲート手前で大休止後 ゲートを出た。

◆笹ヶタワの南西の尾根には処々道らしきものはあるが参道を辿るのは難しいようだ。林道側は20m程の崖が続く、今回は運よく降りられ ラッキーだった。 今度、権現様のお呼びが掛かった時は上部の2俣を左へ行ってみよう。
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