島小屋
(550m)

◆久しぶりに七宗山の室兼高屋へ行こうかと出掛けた。上麻生から神淵川沿いを走り 室兼林道へ入り岩井谷分岐手前の道の膨らみに駐車 
 <Approachi>  春日井→尾張パークウェイ→美濃加茂→R-41→上麻生→室兼→本谷
  2012/1/7(土)   晴れ 単独山行    累積標高差430m  沿面距離:4.2km
ルート ゲート(11:39)→島小屋(11:41)→洞穴(12:22)→小尾根(12:47)→境界尾根(13:08)(13:22)→
島小屋山頂(13:42)→岩井谷林道(14:16)→車止(14:32)→細洞探索(14:46〜15:13)
Map GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
国有林のゲートに着くと何気なしに島小屋の作業小屋まで来てしまった。この上に同じ名のシマコヤ峠があるならここから上がれるのではと考えてたら作業小屋の後ろに5段程の長い石垣を見付けた。昔の住居跡か?と近付いてみたが不明?ただの斜面の補強(砂防用)なのかなー?しかしこの左手に薄い踏み跡を見つけたので島小屋(550P)へ行けるのではと入ってみた。(少々離れすぎとは思ったが)
 空ふさがり  石垣
空ふさがり 島小屋後ろの石垣
すぐに踏み跡はなくなり急斜面の登りとなる。左隣の斜面を見るもとても人の登れそうな所はない。こちらも結構な急斜面で気が抜けない。ここで地形図のないことに気付いた。(室兼高屋周辺はあるが)私の脳内地図ではいかにも頼りないが進むことにした。その内岩場に当たる。ほとんど崖だ。最初は右に次は左に巻いてさらに登って行く。
 洞穴  洞穴内部から
洞穴 洞穴(内部から)
すると上部に大きな洞が見えた。近寄ってみると高さ10m幅7〜8m奥域10m程の立派(?)なものであった。(コレッて大発見!!とは言えないかなー)少し戻り再度岩場の左寄りを登って行く。涸れ沢の芯を登る。倒木が多い。藪を分けやっと尾根に出られた。巾1〜2mのヤセ尾根であった。(この時点 ここが島小屋〜ベニヅラの尾根と思った)ここで島小屋かベニヅラどちらへ進むべきか迷ったが まだ行っていない島小屋とし左へ進む。『みのかもから山登り』さんが岩井谷から島小屋に登られたのを思い出しこれを使えば早く下山出来ると  
 尾根合流点  島小屋山頂
尾根合流点 島小屋山頂(境界標七二六号)
すぐに岩場の急登となり登り切ると赤い境界標柱(七三〇支二)があり やっと現在位置がわかった。ここが島小屋〜ベニヅラの尾根と確信 ただ尾根上のどの位置かは不明 右手の岩場へ行き水分補給とおにぎりを食す。少し戻り島小屋を目指すが果して『山頂から岩井谷への下りがわかるだろうか?』との不安がよぎる。(ダメな場合引き返しベニヅラまで行かねばならない)平坦な尾根道から登りに掛かる。オッと するとここがシマコヤ峠か?(絵図によると14の土塚の内の一つ)と思ったが特に何もない。登り切った所にも境界標柱(七二六)があり ここが最高点 山頂であろう。先にも境界標柱(七二五支二)があり南へ下っていた。ここを下るとあの空ふさがりに行き当たる。と言うわけで少し戻り西側を探すと黄色のプラ杭とタフロープがあったのでこちらへ下る。テープに従いジグザグに下って行く。2度程テープを見失い戻る。250mを一気に下る。平坦になったと思ったら林道が見え降り立つことが出来た。岩井谷林道である。室兼林道に出て車止まで 

◆車で一服した後細洞の探索をしてみた。以前ここは沢の淵の様相でとても入れそうもなかったが今は砂利で埋め尽くされ(昨年の豪雨で上部の何処か抜けた?)容易に入ることが出来る。
 細洞入口  倒木多い
細洞入口(振り返って撮影) 倒木が多い
 趣のある谷  引き返し地点
川底は滑滝の様だ 引返し地点(上がれなかった)
細洞の奥も中々のものでしたが100m程で狭く段差があり上がれなかった。左右とも急斜面で取り付けそうな所は見当たらず 細洞権現(室兼高屋)への谷ルートはないのだろうか。あるとすればあのゲート横の祠からの尾根ルートか?
◆境界尾根でおにぎりを頬張りながら コンパスの示す方位が納得出来なかったが南の山肌の林道を見て細洞林道に違いないと思いやっと自分の間違いを修正出来た。(自分の方向音痴ぶりを再確認?) 今回細洞の探索と洞穴の発見は収穫であった。

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