藤島山(鍋洞)
(944.6m)

◆藤島山へは上佐見の小野日陰谷か白川側の西洞からが一般的であろうが地形図を見ていたら 西の尾根が気になった。前回 宮洞の帰路白北林道を偵察、崖の間に木製の手摺を見つけたので早速行ってみた。ここに手摺とは山関係のものだろうか?ここから上がればもう一つの三角点:棚橋(867.3m)があり長い尾根歩きも楽しめそう。
 <Approachi>  春日井→尾張パークウェイ→R-41→R-256→上佐見→白北林道
  2013/1/11(金)   晴れ 単独山行    累積標高差512m  沿面距離7.4km 
ルート 車止(8:27)→取付き(8:52)→棚橋(9:21)→884P(9:59)→藤島山々頂(11:00)(11:25)→鞍部(11:39)
→林道終点(11:59)→車止(12:26)
Map GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
  
途中の行程が不明なので早目に出発。R-41からR-256へ 佐見中学校へ着き手前より右折 白北林道(終点)の標示を見て小野日陰谷へ やはり白北林道を行き過ぎた。戻って道の膨らみに駐車 身支度後スタート 舗装林道を進む。所々雪が凍りついている。林道のほぼ一番高い所に東屋があった。この手前から正面に御岳が望まれた。予定の取り付き地点手前にも上がれそうな所があったがパス。
取付きの手摺  めずらしい黒いテープ
林道からの取付き 黒いテープ
木製の手摺個所より取り付く。ひと登りすると溝状になるがすぐに終わる。左右見比べ傾斜の緩そうな右から上がると黒いテープがあった。(黒テープは初めてだ)登って行くと左の小尾根と合流 右手に進む。踏み跡ははっきりしている。周りは自然林で気持ちいい尾根だ。登りきって期待したが三角点はまだ先のようだった。黒テープは左(北)へ続いている。南東へ進むとテープはなくなったが何とか踏み跡は辿れる。
三角点:棚橋  ヌタ場
三角点:棚橋 ヌタ場
さらに進み踏み跡は右に巻いているようだったが正面のコブへ笹を分け上がると標石が有った。三等三角点:棚橋到着 保護石も杭もなく笹の中にひっそりあった。展望はなく2〜3枚撮影後少し下ると先ほどの巻き道と合流 歩き易い気持ち良い尾根道が続く。雪は所々あるが気にならない程度。やや右へ折れる箇所に凍りついたヌタ場があった。
884Pから藤島山  藤島山山頂
884Pから藤島山 藤島山々頂
雪斜面を登って進むと884P到着、東から南にかけ展望が開けており 目指す藤島山が望まれた。休憩に丁度良い所だ。トマトをかじる。水分補給後スタート 下って登り返すと笹が出て多少ヤブっぽくなるが怪しい道は続く。鞍部に着くとブルーシートと”西野建設”と書かれたヘルメットがあった。雪も多くなる。斜面を登りきると左からの道(?)に合流 ピンクのテープもある。進むと峠の様な所に出た。道は真っ直ぐ下って行くが山頂は左と登りに掛かる。登りきって山頂丘の様相と思ったが中々三角点がない。地形図を見直してさらに進む。ピンクのテープが続いており信用し過ぎた。(地形図の×)何と知らないうちに南へ進み過ぎたようだ。正面に何処も高い所がなく下ってしまう。先程のピークまで戻る。コンパスをセット尾根は見えないが東へ進む。右手にピークが見え一安心、やや右手に斜面を登り藤島山々頂到着、食事中地図を探したが山頂から東の地図がない。(落とした?)これは マズイ 地図なしでも戻るよりはましだろう。右に寄り過ぎないようにすれば と境界を目指す。
笹の急斜面 境界(?多分)に出て北に向きを変える頃笹の急斜面を大きく下る。そのうち踏み跡もはっきりして境界尾根であろうと安心したが今度は何処で左の谷へ下るか?であろう。2ツ目の鞍部で谷へ降りる。下って沢沿いに進むと古い足跡が現れた。(これにはホッとした)踏み跡は薄いが何とか下る。
そのうち道は明瞭になり暫くすると右(右岸)に廃屋があった。さらに下って行くと小岩の多い荒れた林道終点に出られた。我が貧脳に残っていた脳内地図で何とかなった。舗装された白北林道に出て駐車地点まで

◆この尾根はいい!!小野日陰谷だけのピストンより断然素晴らしい。一部植林帯はあったがほとんど自然林の気持ち良い尾根である。少しの林道歩きなのでお勧めかと思うが・・・(但しロスト注意) 下山は地図なしで不安あったが事前に地形図とニラメッコしていたのが良かった。
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