ムネ山
       (905.5m)

◆先日ラジオで古賀ヶ池(ふるがいけ)の伝説を聞き 行く気になった。『美濃の山1』(1995年)のルートをと思ったが 手前にもっと良さそうな尾根がありこちらから 〔18年後〕車で 林道をどこまで入れるか心配
 <Approachi>  春日井IC→大垣西IC→揖斐川町→樫村→上ヶ流→樫原谷→国有林ゲート
  2013/7/28(日)   晴れ 単独山行    累積標高差942m  沿面距離11.1km 
ルート 車止(8:31)→林道分岐(9:20)→取付(9:51)→林道終点(10:27)→842P(10:50)→古賀ヶ池(11:13)→
ムネ山(11:37)→842P(12:11)→林道終点(12:20)→切通(13:05)→林道分岐(13:46)→車止(14:38)
  ◆国有林入口ゲート
国有林ゲート


GPS軌跡

(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
気温のあがる迄に少しでも標高を稼ぎたいと早目に出発 上ヶ流(かみがれ)の集落に着くとオジサンが見えたので林道の事を訊ねると途中のゲートまでしか入れないとのこと(やっぱりか) 分岐では右のダートへ進み暫くでゲートでストップ 少し戻った道の膨らみに駐車 身支度後スタート 思ったより長い林道歩きになりそうだ。ゲートを過ぎると樫原谷国有林の標示があった。(ここも国有林なんだ。) 
小島山
索道(野猿)を過ぎ林道を延々と進む 小島山が右正面に見える。(鉄塔L:85も僅かに覗いていた。)
 狙った尾根  ヤブで行止まり
狙った尾根 842P手前のヤブ
暑いうえ勾配もあり 上の林道分岐へ着いた頃にはかなりへばってきた。左の林道へ入り予定の尾根へ 、目指す尾根の東面は急峻な崖が続いていたが末端は取り付けそうであった。まずは一服 水分補給後 尾根に上がると踏み跡は何となくあるような いい感じと思い上がって行くと暫くで笹が出てくる。さらに上では踏み跡は消え 肩丈程の草の密生が、気味悪くて進めない。842Pの手前100〜150m辺りだろうか?右、左と探すもルートはなさそう。飛び込む勇気はなく断念!引き返す。
 林道終点  尾根展望
林道終点 尾根から後方展望
意気消沈・・・・ 林道へ降り 戻りかけて”ヒョットしたら林道終点に道があるのでは?(よくあるパターンだ。)” と言うわけで林道終点を目指す。終点着で探すと奥に踏み跡あり先で2分岐していたのでまずは左の沢へ降りてみたが草の生い茂った中へ入って行く。これも気味悪いので分岐まで引き返し山側へ上がるとすぐに崩壊地の上に出る。左の木に掴まり過ぎると道は良くなりジグ、ザグと上がって行き尾根に出られた。842P付近と思われた。少し登ると分岐あり 左右へも作業道が延びていた。真中の尾根を辿る。
 古賀ヶ池  ムネ山三角点
古賀ヶ池 ムネ山三角点
主稜線に近いと思い左の薄い樹林へ入り直登 登り切ると国有林境界標282号があった。境界を辿り277号へ来ると右下方に池がチラッとみえた。池に降りてほぼ半周 ンッ百年前 紋治郎(モンジロウ)と嘉三(ヨシゾウ)が蟒(オロチ)退治にきた様子が偲ばれました。昔はもっと深くて神秘的であったんだろうなー 山道を辿り進むとすぐに林道に降りた。入口の標示板は倒壊していた。戻って植林の薄暗い斜面へ取り付きムネ山へ向う。道は特にないので適当に登る。登り切って進むと左に鹿除けネットが見られヤブっぽくなる。さらに進むと三角点は笹の下にあった。小さな虫が纏わりついてきて落ち着かず すぐ下山 林道へ降り木陰を探し休憩していたら一匹のヒルが近づいてきた。ここでもユックリさせて貰えず腰を上げる。
残骸の木の階段 山道を戻ると左に薄い踏み跡があり 入るとすぐに国有林境界標があった。辿るとコブを巻いて見覚えのある往路に出られた。下山中 尾根を真っ直ぐ下れないかと842P(多分)に上がってみたが草木が茂って気味悪くヤメた。崩壊地まで戻ると右下へ(ここは知らないと悩む所だ) 林道終点に戻り 長く暑い林道歩きとなる。時間があるので小島山の取り付きも見てきた。『美濃の山1』では沢の右岸であったが今は左岸に歩道が入っている。右岸に朽ちた残骸(木の梯子)あり痕跡はあった。さらに先の切り通し手前にも歩道が入っている。(こちらの方が入り易そう) 
18年前のルート・右岸の残骸?
長い長い林道歩きを戻る。途中3度休憩し ゲートを過ぎ車止着
◆林道終点からの作業道はいい道であったが・・・・ 国有林のゲートがもう少し奥であればよかったが長い林道歩きを思うとメリットはない。(2山、周回するならいいかも 涼しくなってから考えよう。)この暑さではバテるのが早い。とても小島山への闘志が湧かなかった。
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