津保川流域の山々                              .
夷岩〜杉坂
(680.3m   721.0m)

◆津保川源流の山 変わった名前の夷岩(林道には戎岩林道、どちらも”エビスイワ” K岳の南西の一ピーク 源流と山名に惹かれて行ってみた。昔からこの地は夷岩と呼ばれていたが夷岩なるものは存在しないとのこと ここだけでは早く終わりそうで北西の三角点:杉坂まで行ってみる。この辺は村有林で「地主以外・・・・?」という看板が目立つ(入山は要注意)
 <Approachi>  春日井→R-41→美濃加茂→津保川→上之保:上会津→ネイチャーランド上之保→小峠
  2017/02/27(月)  晴れ 単独山行    累積標高差586m  沿面距6.6km 
ルート 車止(9:43)→夷岩(10:18)→740mコブ(11:17)→#32鉄塔(11:25)→742P(11:35)→杉坂(12:25)→
742P(13:11)→#32鉄塔(13:30)→栂大木(13:34)→展望岩(13:50)→林道(14:07)→小峠・車止(14:38)
GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
7:00出発予定が30分遅れ 津保川沿いを走り 道の駅『平成』を過ぎる。上会津から奥山キャンプ場へ 小峠に10:00前に着いた。身支度後スタート 駐車地点すぐ横から取り付き境界尾根に上がる。 
   
山頂直下の大岩 三角点:夷岩
上之保境界の赤いプラ杭が続いており西から北に変わる頃左下方に林道らしきが見えた。戎岩林道だろうか?ピークを登ると大岩が現れた。(これが夷岩でもよさそう?)右巻きで岩の上に出るも山頂でなく もう一登りあった。急登を登り切って三角点『夷岩』着 廻りは杉林でパッとしない。一服後北へ#32鉄塔を目指す。変わらず杉林の中緩い斜面の下り
   740mH手前の崖
740mHコブへは急登 50m程登ると岩場出現 ほとんど崖 とても登れない。右手へ岩と雑木の間を木々に掴まり何とか上がった。後方にチラッと御嶽が見えた。ここが740mと思いきや先にもう一段高い所(20m位)があった。手前で休憩 一服後740mHへ上がると樹間から馬瀬二北岐阜線#32鉄塔が見えた。30m程の急斜面を下ると途中右下方から杭を打込む音と話声らしきが聞こえ少し寄ってみたが聞こえても意外と遠いようだ。
   
岩場上から御嶽 742Pから白山
#32鉄塔からは御嶽が望まれた。ここから害獣除けネットが現れ742Pまで 白山〜御嶽まで遮るもののない素晴らしい展望があった。しばし展望を楽しみ33鉄塔方面へ進む。知らないうちに鉄塔案内標はなくなった。(分岐は?はっきりしない)次の700mコブでは右の尾根が近過ぎて(違うだろうと)他の尾根へ入ってしまった。コブを幾つも越えて行くが先の尾根が不明瞭 頻繁に方向確認する。
   
742Pから御嶽 三等:杉坂
杉坂の東300m辺りへの≒50mの急登はかなりキツかった。ここは帰路北の尾根に誘われそうで右にテープを付けた。山頂台地上は20cm程の低木(?)が所々茂っている。その先に三角点『杉坂』はあった。周りは低木が茂り展望もないので撮影後すぐ下山 各コブではやはり悩まされた。見覚えのある岩・倒木を確認しながら戻る。でも2度間違えた。鉄塔案内標を見て一安心 黒いプラ階段を上がり742Pで御嶽を見ながら遅いお昼にした。
 
      ↑栂の大木U

←栂の大木T
昼食後#32鉄塔へ戻る。巡視路なら安心と31番へ進みかけたが地形図を見て アカン遠くなる・・・と戻る。(一本南の尾根で林道へ降りる)少し登って左前方に大木が見えたので寄ってみた。栂の大木(多分)根回り4〜5mありそう。登るのは面倒とそのままトラバースして行くと大木はもう一本あった。Tの方が太かった。
尾根らしきに乗り辿る。地形図では見えないコブに上がるとヤブになった。(ほぼ東方向)ヤブを分け進むと展望の良い岩場に出られた。
   
岩場から夷岩 740mHの右端に#32鉄塔
正面に夷岩 右手に740mHと32鉄塔(もう 引き返せない林道迄短いことを祈ろう。)ここで地図をなくしたことに気付いたが林道は近いだろうと進む。すぐにヤブを抜け歩き易くなり暫くすると木々の切れ目から右下に明るい箇所が見えた。
オッー(多分)林道だ!砂礫の様な斜面を下る。左に大岩 枯れたような低木の間を下り林道に降りた。K岳の入口をと思ったが遠いようでヤメ のんびり林道を戻る。奥山厚波林道開通記念碑を過ぎる。路面凍結数ヵ所あり 林道が登りになると少しで小峠であった。
右下に明るい所が・・・
 
◆下山した尾根は傾斜は良さそうだがヤブに覆われている。でも崖を下るよりはましだった。白山〜御嶽の展望は素晴らしい。御嶽の噴煙はいまだ収まらず  
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