栗原
(447.8m)

◆Fuさんから聞いていた洞戸、栗原の事を調べると近くの岩門(いわもん)の滝が目についた。「太郎兵衛山」というのも気になる。これはセットにしてぜひ行かなくてはと思っていた。延び延びになっていたがやっと・・・大野林道の終点から上がってみよう。
 <Approachi>  春日井→尾張パークウェイ→美濃加茂→新美濃橋→K-81→洞戸黒谷
  2017/05/20(土)  晴れ 単独山行    累積標高差480m  沿面距離6.3km 
ルート P(10:31)→滝(11:07)→林道終点(11:41)→崖岩場(12:23)→尾根(12:37)→520m(12:43)→栗原(13:06)
→アンテナ(13:15)→ロスト(13:50)→尾根復帰(14:22)→稲荷(14:55)→運動公園車止(15:25)

GPS軌跡

ピンクは推定
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
いつもより早目に出る。新美濃橋を過ぎK-81を進み洞戸発電所を過ぎると左に運動公園があり駐車 運動公園はあまり利用されていない様子、身支度後スタート 林道へ入る前に情報収集するも『太郎兵衛山』を御存じな方はいたが特定する情報は得られず、熊・ヒル・ヘビは出るそうで気を付けてと言われました。
◆不動明王の祀られている岩門の滝
 
20m弱の滑滝 岩門(いわもん)の滝
 
岩門(下から) 岩門(上から)
林道を進み『岩門(いわもん)の滝』を見たあと 少し戻って上の『岩門』を潜る。草の茂った階段を上がり林道に出た。岩門〜林道間はほとんど歩かれていないのだろう。 
 
林道終点(右下に巣箱) 入ってすぐの崖
林道終点に着くと奥に巣箱があったが蜂は見かけなかった。巣箱の後ろから取り付き いきなり岩の急登が始まり木々に掴まり上って行く。暫らくでさらに勾配は増し右手に巻き崖の様な所を過ぎた所で尾根に登り返す 踏み跡が現れ傾斜は弛み上がって行くと平坦な尾根が20m程あり地形図で430mH辺りと確認できた。
 
平坦地のあとの崖 左画像の崖の上展望
ヤレヤレと思うのも束の間 正面に大きな岩壁 右も左も落ち込んでおり上がるしかない。僅かな足がかりで上って行くと崖の上は好展望でした。正面に面平山 左が乙狩と思われた。ヤブを分けると踏み跡が現れ3〜40m登って稜線に到達した。
 
520mH山頂 三角点『栗原』
左折し少しで520mH(ここが太郎兵衛山だろうか?)低木が茂って 木に白ペンキで「西ヶ洞」と書かれていた。尾根は緩い下り 少し登り返し三角点『栗原』到着 山頂周辺は茂って展望もなく先へ進む。鞍部を過ぎ登ると共聴アンテナがあった。暑かったので戻り木陰で休憩 
 
尾根のアンテナ設備 前方に尾根らしきが
一服後スタート 暫くで今度は丸いパラボラアンテナがあった。さらに先で小屋かなと思ったらNHKと書かれており中継所の様でした。この先で下り過ぎてロスト 崖の様な所を彷徨い樹間から水色の運動公園が見えた(ならば尾根はもっと右だと) 戻って適当な所で西へトラバース何とか尾根に辿り着けました。あとは西へと尾根を辿るが所々結構茂っていました。栗原側の集落は垣間見えた。
  左下に小学校がチラッと見えるとフェンスに出合う。出入口が見当たらず右端の崖横から慎重に過ぎお稲荷様の横へ降りた。K-81の舗装路歩きは火照った体にはメチャ暑かった。運動公園向かいの喫茶店でアイスコーヒーを頂く。250円安い!
下山地点のお稲荷様
 
◆『太郎兵衛山』の特定は出来なかったが 栗原かその北東の520mHだろう。さらに東の530mHは大野になる。聞き取りから判断すると520mHと思われるが滝周辺から上部を太郎兵衛と言う方もおられた。林道終点からの登りはお勧め出来ない。
 
<後記> 洞戸事務所回答から考察
「岩門の滝」のある場所の字は、「洞戸黒谷字下太良平(ホラドクロダニアザシモタルヒラ)」 旧洞戸村誌には、「下太郎平」となり→「タロベエ」となった様子 絵図から見ると520mH辺りか?と(その絵図見てみたい) 「シモタルヒラ」とはバラすと「下」・「滝」・「平地」とも見えるが果たして 名からして人名かと思いきや 単なる地名一つにもロマンを感じる。 (独断で)520mHが太郎兵衛山
 
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