大平山
(380m) 
            美濃加茂市 伊深を歩く 其の二)

大平山は伊深町の最高峰 伊深町には国の公式地図に表記される山名がなく(この辺で一番高いのに) 関係者のご尽力で山名表記されるようになったと言う(平成25年) 前回座禅岩で時間切れもう一度寄ってみたい。そのあと 大平山
【座禅岩とは 鎌倉末期の高僧 関山慧玄(かんざんえげん)が座禅をした所 位置は『伊深のみどころMap』や『美濃加茂史』によると正眼寺の背後のピークになっている。】 
 <Approachi>  春日井→尾張パークウェイ→R-41→美濃加茂→K-63→関也(伊深)
  2017/06/15(木)  晴れ 単独山行    累積標高差397m  沿面距離6.6km
ルート 車止(8:33)→座禅岩(8:53)→239P(9:23)→沢源流部(10:01)→取付き(10:14)→尾根合流点(10:40)→
大平山(10:51)→三角点(11:08)→昼食(12:01)(12:24)→伐採尾根(12:44)→道路(13:15)→車止(13:48)
GPS軌跡
カシミール3D
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
前回は散歩気分だったが 今日は気合を入れてきたつもり 最近にない早いスタート 前回と同じ 正眼寺の駐車場から林道を進み 五差路(見た目は三差路)になっている峠に上がる。
   
座禅岩北側 239P辺り
座禅岩の北側へ廻り込むとウラジロの密生地であった。さらに右へ進み ウラジロの切れた所で上る。座禅岩探しをしたが何もなかった。(コブ全体を指すのか前回見た東側の大岩のことなのか?)諦めウラジロを掻き分け下り 尾根を進むとすぐに分岐あり  左へ進むと少し登って尾根歩きが始まる。伐採地あり 上がってみたが展望はなかった。不明瞭な所が時々あり 気味悪いウラジロの茂った所が10m程あった。
   
姿を現した大平山 沢の源流部(正面上が尾根道)
地形図を見るとクネクネした尾根で心配だったが踏み跡はハッキリして辿り易い。そのうち樹間から初めて大平山が見えてくる。暫くしてまたウラジロが出てくる。薄い左手に進むと(これがマズかった)下りになり先で大きな谷に当たった。下方に僅かな水の流れが見えた。降りて登り返すのは大変(先の斜面も不明だし)と右手へトラバース 暫くで谷の源流部へ着いた。
   
尾根道復帰 取付き斜面(踏み跡ここまで)
さらに涸れた谷を登り詰めると何んと尾根道に復帰した。地籍調査のピンクテープ゙あり 左折踏み跡を辿ると黄色テープもあった。大平山の裾(らしき)に着くと右手に伐採地あり行ってみたが展望はイマイチ(多分:富士・高木山は307Pの陰 見えない) 踏み跡はここまで 大平山への斜面に取り付く
   
薄いが一応ヤブ 三角点:神田
ヤブは薄く何とか進める。古い青テープがあったが当てにはならない(尾根まで3個見ただけ) 7〜80mの斜面と見たが同じようなヤブ状況が続いた。尾根に出て右折すると岩場で好展望 大平山は次のピークのようだ。山頂にはテープが少しだけでなにもない。木々は葉を着け展望もイマイチ 伊深の人達が親しんだのはやはり最高点の380mHだろう。(地図表記で努力されたのなら)山名標の一つくらい付けてもと思ったが・・・さらに東の三角点:神田へ向かう。30m程下った所にあったが 三角点を護っているかのように蜂(ブヨかな?)がホバーリング中ですぐ引き返した。
   
尾根戻る途中左に:高木山 昼食ポイント展望
山頂と合流点を過ぎ先へ下る。最近刈り払いされたようで枯れた木々、小枝一杯で歩き難い。そのうち岩場に出たところでお昼にしたら 下から12:00のチャイムが聞こえてきた。微かに御嶽が望まれた。
   
刈り払い木々で歩き難い 民家の横に出た
一服後尾根を辿ると・・・またやってしまった。気付いたら地形図がなかった。下り斜面になると幅広となり悩んだ末右へよった(これもマズかった)刈り払いされた木々の真った中へ入り込んでしまいニッチもサッチもいかなくなった。前方先が明るく見えたので遮二無二下ったが道でなかった。谷筋を進むと道路が見え堰堤を越えると 星宮神社北の民家の横へ出た。タオルを頭から掛けて 暑い舗装路をテクテク(怪しい奴に見られそう)正眼寺まで戻る。この後牛牧へ行き林道で『にたにの池』に行ってみた。前回あと1〜2m進めば林道だった。
◆大平山の斜面取り付きまで踏み跡あり 長い尾根歩きが楽しめる(?)。大平山への斜面はそれほどキツクはないのでヤブの薄い所をうまくいけば・・・・と思う。大平山西尾根は相当広範囲に刈り払いが行われたようです。(花は壊滅かも?) 展望は上本郷の方が断然良かった。
◆今度からインク代をケチらず地形図の予備は持っていこう。 コンパス カシオのG-shockも変だ?
◆後日 再度伊深で聞き取り 座禅岩の位置は間違いないが何もないとのこと ”この道は坊主街道と言い 加治田から間見峠〜神淵へ通じている。(上本郷:点名)には昔お城があったのでワシらは城跡と呼んでいた。この辺には座禅岩は3つある。薬師谷奥には大岩がある。 etc etc   【薬師谷(長谷(ながたに))は慧玄さんが牛牧に居られた頃 谷奥に薬師様を祀ったことから付いたが今は崩れて埋もれてしまったようです。】
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