大加山
(359m)
◆美濃一人さんの『愛宕山大権現』(中之保)の中の飛騨旧幹線鉄塔No.を見て 自分のカシミールに記録されているNoと一つズレているのに気付いた。Googleで再調査もどうしても鉄塔一本足りない。これは現地を見るしかない。ということで近辺の未踏の山を探した。大加山か天神・女夫山か迷ったが大加山南の八幡神社へ着き 背後の山を見て「上れそう」で決まった。八幡神社に駐車場はなく 下山予定の多々羅の天神社に向かう。天神社隣の集会所前にスペースあり  神社向かいで作業中のオジサンにことわりを入れると「どうぞどうぞ」とのことで駐車。 大加山は三角点はないが地形図に山名は記されている。 
 <Approachi>  春日井IC→犬山→美濃加茂→平成→多々羅
  2023/1/11(水)  晴 単独山行    累積標高差280 m  沿面距離 3..0km
ルート P(11:33)→八幡社(11:41)→地蔵(12:07)→尾根合流(12:23)→山頂(12:29)→西 崖(12:40)→
往路分岐(12:55)→アンテナ(13:05)→尾根末端(13:37)→P(13:48)
天神社前で身支度後 K-58に出て0.8km先の八幡神社へ向かう。 
   
K-58に出る。 八幡神社左より入る。(右は墓地)
八幡神社でお参り後 神社左手から入るとすぐ先右手に墓地を過ぎる。急斜面を上がり小尾根に上るとすぐに長い急登が始まる。  
   
急斜面を上がる 小岩が出てくると明るくなる
5〜60m程かな?上がると周りは植林から2次林に変わり明るくなり気分も変わる。260mH辺りで背後の山々が見え(高曝山か?と思ったら違った。轡野権現山でした。)急登は続く 
   
地蔵 地蔵(愛宕様のようです。)
さらに上がると前方に石組らしきが見え近づくと何と地蔵様でした。主稜線までまだ100m高度差5〜60mはあるだろう。なぜここにと不思議?でしたが思わぬ出現で感激ですね。さらに進むと傾斜は増して直登は無理な様子 バランス感覚に自信がないので少々大回りで右手から上がって尾根に合流した。
   
山頂 山頂西端(先は崖)
ひと登りで平坦となったが倒木が多い。やや右手へ登りに掛かる。少しで山頂丘着 少し先に山名標がありました。周りは植林で薄暗くパッとしない。地形図を見ると山頂西に広範囲の崖マークがあり展望期待で行ってみたが周りは雑木が茂って展望ナシでした。山頂に戻り下山 往路の合流点を過ぎ少しで共聴アンテナあり周りは刈払われていた。暫くで分岐(には見えない)を過ぎてしまい 戻って急斜面を降る。伐採木多く踏み跡は見られず 
   
尾根先端部 北側斜面を降る
尾根形状へ出ると何となく踏み跡が出てくる。暫く進み尾根先端着 直下に天神社と思われたが周りは崖 下るルートが見えず思案 10m程戻って尾根北側斜面を降る。木々を掴みながらの懸垂下降? 30m程を強引に下る。天神社に着き(´▽`) ホッ!この後#383鉄塔へ向かうが案内標探しで意外と手間取った。
     
◆消された鉄塔 関電飛騨旧幹線鉄塔を調べてみる。複数のNet情報で#380は確定 自分の『栃ヶ洞』山行時#359は確認済 老番を辿ると#380まで合致した。『三ノ洞』山行時#385は確認済みなので381〜384のいずれかが欠落していることになり まず#383を見に行ってみた。382・383・384の案内標があり #383鉄塔まで上がってみる。#383鉄塔着で#382・#384鉄塔も視認出来た。残るは#381となり#380鉄塔の巡視路入口へ向かう。何と案内標には#380と#382の案内になっていた。確認のため見通しの良い津保川対岸まで行き 両鉄塔を眺めてみたが間に鉄塔はなかった。幹線鉄塔なのに#381が欠落?こんなことあるんだ!(元はあったと思うが撤去されたのだろう。) 
   
#383鉄塔と鉄塔案内標 #380鉄塔案内標
◆大加山から天神社へ下るルートは一般的ではない。むしろ八幡神社ルートの方が安全と思う。以前は地元の方が地蔵まで上ってお守していたようです。(結構急斜面です・・・・昔人は元気ですね)  
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