黒地峠
郡上街道を歩く
(342m) |
今年の正月山行は郡上街道(黒地峠〜美濃)と決めていたが何処まで歩けるか自信はなかった。出来るだけ旧街道を歩き途中洲原神社で初詣。文献に出てくる美濃〜曽代間の『光照寺』,『観音寺』,『県神社』くらいは訪れてみたい。後半に山登りはツライので長良川鉄道を使い先に黒地峠へ上ることにした。(美濃一人さんの”黒地峠越え”を参考にしました。) |
<Approachi> 春日井→美濃加茂→K-286→道の駅にわか茶屋 電車:梅山〜木尾 |
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2024/1/6(土) 晴〜曇 |
単独 距離 13.8 km 標高差 390m (木尾〜早松神社2.9km 257mH ) |
ルート |
木尾(10:56)→白山神社(11:03)→#69鉄塔(11:29)→342P(11:59)→黒地峠(12:28)→早松神社(13:16) |
→洲原神社(13:49)→横持→光照寺(16:01)→観音寺(16:18)→県神社(16:24)→道の駅P(16:38) |
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道の駅『にわか茶屋』に駐車 身支度後スタート 暫くウロウロ 大廻りして何とか武義高校横の梅山駅到着 初の長良川鉄道 10:31発北濃行き乗車 木尾(こんの)で下車も線路が渡れない。迷っていると近所の方が教えてくれました。(山の獣除けゲートを潜る時と同じ要領) 白石橋で長良川を渡る。 |
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白山神社 |
馬瀬二北岐阜線#69鉄塔 |
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白山神社の鳥居前に来ると木々が大きく揺れた。オッーお猿さんの歓迎だ。見えたのは一匹だが木の揺れからすると4〜5頭かな?神社に今日の安全を願い右手より取り付く 踏み跡らしきはチラホラ見られた。下草もなく傾斜もそれなり 暫く上ると右手にプラ階段が見え鉄塔巡視路に合流 右、左とさらに上っていくと左前方が明るくなり#69鉄塔到着 周りは最近伐採されたのだろう。切り口が新しい |
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#69鉄塔から点名:洲原 |
#69鉄塔から母野洞 |
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程よい切り株を探して一服 対面の山々から長良川、R-156まで丸見えだ。上部へ上がると鉄塔案内標があったが342Pを目指す 一登りで山頂らしきだったがさらに右前方が高かった。 |
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342P |
岩場から長良川堰堤 |
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342Pの周りは茂って展望なし 地形図に南東の尾根100m程先に崖マークがあり 行ってみた。両側
崖のヤセ尾根で眼下に『長良川堰堤』らしきが見えたが展望イマイチかな?岩場の通過は可能と見たがこの末端から上がろうなんて物好きはいないか? |
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黒地峠の地蔵様 |
削平地 |
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342Pへ戻り 北方向へ下るとすぐに巡視路に合流 #68鉄塔を過ぎ黒地峠着 穏やかな顔の地蔵様でした。一服後黒地側を分岐まで(≒20m)覗いてから下山開始 はじめ歩き易かったがその内掘れ割の歩き難い道が続く 暫く降ると右に林道跡が見られ林道に降りた。これを少し下ると大きな平地に飛び出る。進行方向がわからず一瞬戸惑う。地図を見ながら谷の最奥と見当をつけ 平地のやや左寄りを下る。それにしても広い
側溝まである。野球場4〜5個分 いやそれ以上あるかなー |
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田んぼ跡かな? |
早松神社 |
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これを抜けると狭くなり谷らしくなる。運よく左岸にいい道があった。段差のある湿地(田んぼ跡か?)を過ぎ 狭くなった所を抜けると突然民家が現れた。右手に上がるとそこが 霊泉寺で 早松神社はすぐ近くでした。一服中に通り過ぎたのはウォーキングの方一名のみ バナナ・ミカンのあとコ−ヒータイム後 次は初詣と洲原神社へ向かう。 |
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長良川へ出た所(K-324)で右折 神母橋を渡りトンネルを潜り R-156に出ると左方に洲原神社が見えてくる。3社目で初詣とは少々?だが お許し願おう。参拝者は疎らでした。参拝後リックから旧いお札を出し新しいものに変えて出発 |
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洲原神社 |
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洲原橋を渡り旧郡上街道(K-324)へ戻る。 |
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洲原神社〜にわか茶屋≒8.1km |
弘法様 |
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左岸沿いを進むと少しで山側の岩に『弘法様』が祀られていた。この頃より腰に違和感あり 2年前の八幡神社(平成山のスタート地点)を過ぎる。R-156との合流点に来る頃に腰の痛みはさらに増し |
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白髭神社 |
光照寺 |
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白髭神社で大休止 2〜30分後多少和らいだ所でスタート 曽代用水の取水場である曽代公園着。用水の左岸側が遊歩道になっていたのでこれを辿ると少しで光照寺の標示があり左折 用水から離れ山側へ登っていき『光照寺』着 でも今日は(私にとっては)『神の日』だからと眺めただけにした。(今日すでに5社) |
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旧郡上街道 |
観音寺 |
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旧郡上街道を進む 街道と長良川鉄道が近づく頃に腰痛が酷くなってきた。観音寺着も僅かな石段を上がるのも辛くなった。ほぼ廃寺の様子だが「薬師寺」の貼り紙あり
戻る時に左(南)への細い歩道に気付き辿ってみた。 |
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トンネル 上:長良川鉄道 |
県神社 |
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大きく下り行止まりかと思ったら先に小さなトンネルがあり これを潜ると何んと『県神社』に出られた。神社は改修工事中でしたが本日6社目のお参りとなった。
「にわか茶屋」は目前だが腰の痛みはmax 引き摺る様にして車に辿り着きヤレヤレでした。 |
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◆郡上街道は江戸期には山に最も近い所にあったようです。明治・大正を経て 長良川の水位が下がるにつれ街道も変わっていったようだ。左岸から右岸へ変わっていったのも明治以降(険しい黒地峠は敬遠されたのだろう)
立花の渡しもその頃である。当時 光照寺周辺が一番栄えていたとは今の姿からはとても想像出来ない。 【今日の感想】
街道(舗装路)歩きはもういいかな? |
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