《宮洞》
伊佐峠お地蔵さん (三面六臂の馬頭観音)
<宮洞>
◆峠の両側の村に、それぞれ芝居小屋があった。佐見には吉有座(よりありざ)、鍬山座(くわやまざ)、門和佐には白雲座(はくうんざ)といった座があり、お互いに歌舞伎や「にわか地芝居」などが興行されると、老若男女この峠を越えて見物に往復したものである。---美濃の峠より---