松葉洞
(815.4m)


【地元談実はこの松葉洞の三角点は昔から門出洞(かどで・かどいで)と呼ばれている。本当は松葉洞は南のピークである。(758ピークかな)とのこと           2010年<南尾根>から登頂
◆松葉洞は洞戸方面から行くと板取川を遡り R-256が直角に右折する所(タラガトンネル手前)で直進しすぐの生老(しょうろ)から入る。
 <Approachi>  春日井→R-41→美濃加茂IC→美並IC→R-256→タラガトンネル→生老
  2008/12/02(火)   晴れ 単独山行      行程:q
ルート 神社登山口(8:50)→地蔵様(9:52)→峠(10:15)→松葉洞山頂(10:35)(10:57)→南尾根鞍部(11:10)
→大木(11:23)引き返地点(11:35)→山頂(12:25)→お地蔵様(13:13)→大道神社(13:53)
GPS軌跡(カシミール3D)
推定ルート
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
6:30出発 美濃加茂より高速で美並ICまで R-256で立派なタラガトンネルを潜り生老(しょうろ)へ 登山口の大道神社へ着く 身支度を整え9:00スタートするもGPSが使えない 前回鈴鹿南部のMapと入れ替えたので美濃のMapが入ってなかった。緯経度だけでも表示してくれれば助かるのにダメであった。”心細い”(帰宅後調べたらアルマナック取得に時間が足りなかったようであった。)
 大道神社  分岐点
登山口の大道神社 展望地手前の分岐
少しで左に祠を見る(帰路お参りしよう) 堀割り状の単調な上りが続く さらに上り分岐点では左へ進むと展望が開けた。
 峠手前の御地蔵さん  峠からの展望
峠手前のお地蔵さん 峠からの展望(三尾山方面)
ほぼ60分でお地蔵様に着 右山でトラバース気味の笹の斜面を暫く進むと峠に着く ここも好展望地だ。一服後 右後方上へ山頂を目指す。笹を掻き分け上りきるとほぼ平坦となり 黄色のペンキが塗られた木が目立つ。少し進むと左に一番高い所があり 行ってみると三角点と地理院の杭があった。樹間から真っ白な御岳と白山が(と思う。)僅かに覗いていた。休憩がてらおにぎり1個食す
 山頂三角点にて  山頂南の鞍部
山頂三角点 山頂から下った鞍部(この後猪遭遇)
山頂より南へ下れば旧国道へ出られるのではということで尾根を探し入ってみた。7〜80m下り心配になるが尾根の鞍部に辿り着いた。尾根を外さないよう進んだ所で猪の親子に出くわした。勢いよく20m程走ったあと暫く立ち止まり(猟師でないので安心したのかも)その後去っていった。
 758P手前の大木  尾根途中の大木(上部)
尾根途中の桧の大木 大木上部
さらに進むと桧の大木が現れた。根元には猪に掘り返された跡があった。ここからは高賀山が雄大だ。758ピークを過ぎ少し下った所で正面の尾根から下っている林道が見えたが遥か彼方である。この先急勾配で下っており心配だ。(ダメな場合これを上り返す自信がない) GPSも使えず 持っていた地形図からもすでに外れている。ここで断念を決意 引き返すのも慎重さが必要 尾根1本間違ったら大変だ。758ピーク手前には濃い踏み跡があったが他はなし
 峠にて  下山場所
峠にて(帰路ここで昼食) 左上部より下山
12:20山頂に戻り 往路を下山する。峠で2度目の食事とコーヒータイム 余程マイナーな山なのか誰にも会わず静かな山行が楽しめた。下り始めるが地蔵様から下の道がおかしい、登りに歩いていない道だ。眺望の利く所に出てない。方向は合っているであろうとそのまま下って行くと祠の上に出た。しかしよく見ると今朝の祠と違う。先に民家が見え降りていくと 神社の150mほど南であった。(地形図の破線路を下ったようだ) 再度神社にお参り 帰り際に畑仕事のオジサンに訊ねると気安く色々教えて下さった。実は三角点のある所は門出洞だよ。昔は道ももっと良く峠の向こうに集落があった。廃村になってからも山仕事で通っていたそうだ。峠名は特になく敢えて言うなら門出洞の大峠かな?とのことでした。
◆帰宅後調べてみたが引き返し地点から 旧国道まで標高差300mほどであった。しかしあの勾配では上り返す体力と自信がないと進めない。もしやるなら旧道側からも調査して下降点を決めておいたほうが良いであろう。⇒⇒⇒<松葉洞南尾根> (2010年)

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