鎧岩〜野上
(406.8m)  (309.9m)

◆八百津の野上へ 鎧岩とは点名である。石神神社から沢沿いに進むと奥に鎧のように見えた大きな岩があった。しかし堰堤設置時に発破で吹っ飛ばした。少しは残っているかもしれない。とのことでした。残骸でもいいぜひ見てみたいと石神神社から沢を詰めることにした。点名:鎧岩はピストンになるがやむお得ない。ここだけでは早く終わりそう。点名:野上まで頑張るか? 
 <Approachi>  春日井→尾張パークウェイ→R-41→美濃加茂→R-418→八百津:野上
  2013/2/25(火)   晴れ 単独山行    累積標高差562m  沿面距離8.6km 
ルート 車止(9:17)→奥堰堤(9:30)→権現林道(10:01)→鎧岩(10:21)→権現林道(10:41)→391P(11:06)→
#16鉄塔(11:58)→340mH(13:14)→反射板(13:58)→野上(14:17)→舗装路(14:53)→車止(15:14)
GPS軌跡
(カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
美濃加茂から県道350を走りR-418へ入り左折 八百津の野上から野上洞へ 最奥の石神神社着 駐車場は手前の会社の車で一杯だったが 1台分スペースあった。
石神神社  権現林道
石神神社 権現林道
身支度後神社にお参りスタート 神社手前の林道を進むと#18鉄塔案内標が少し先に#17の案内標もあったがパス 左岸を詰めると大きな堰堤があり 左岸から乗越えると上は広くなって2俣になっていた。右を覗いたが岩場はありそうもなく戻って左へ進む。暫く進むも鎧岩と言われるようなものは見られなかった。青と白のテープが見られた。沢の水がなくなる頃右岸の上へ登って行く。上方に白い物が見えた。上がると何と新しい林道があった。左折進んでみると『権現林道』とあった。北の八百津の『権現山』から延びてきているのだろう。
鎧岩にて  391Pのウラジロ
三角点:鎧岩 391Pからコシダの中へ
戻り南西の三角点:鎧岩を目指す。3つ程コブを越え鎧岩到着 展望はなく一服後引き返す。林道まで戻り (林道を進むと今日の最高点を通らないので)尾根末端から取り付く。踏み跡はないが藪はたいしたことない。420mHに到達 八百津の地籍図根三角点杭が有った。この辺は踏み跡薄いが外すこともなく進む。そのうち391P到着 先に明瞭な踏み跡 右はコシダが生い茂っていた。当然のごとく踏み跡に釣られ下ってしまった。さらに下りそうな気配、遥か遠くに鉄塔が見えたが”あれは#16ではない”と思った。(遠すぎる)やむなく391Pへ戻る。思案の末 南はあのシダの斜面しかないと下る。30mほどでコシダはなくなり歩き易くなるが途中でまた外れ谷へ降りてしまった。右へ少しのトラバースで尾根に戻った。
#16鉄塔にて  野上反射板
関電:丸山幹線#16鉄塔 野上反射板
微かな踏み跡を進むとやっと#16鉄塔が見えた。#16鉄塔着で一服 下に#17鉄塔へ巡視路があった。一服後南へ進むと#15鉄塔巡視路は左(東)へ下って行く。ここは尾根へ進む。コブを越え暫く進むと4日前に着けたテープに巡り合えた。2度目でもこの辺はわかり難い。同じ所をウロウロし明確な道に出て一安心(キツネにつまされたようで地形が理解できない) この後 暫くは1本道だ。340mHのコブが見え 過ぎてから取り付くとここにもコシダが待っていた。ピークに近くなると解放され道に出る。隣の350mHのコブに上がる。踏み跡は真っ直ぐ下って行く。違うと引き返し北西へ斜面を下ると猛烈なヤブとなった。テープはもちろん踏み跡も全くない。谷へ降りて右へトラバースして行くと尾根は繋がっていた。昔は道が有ったかもしれないが今は激ヤブに戻っている。倒木も多い。遮二無二進むと前方に反射板が見えた。鞍部へくると道は明瞭となりテープも出てきた。ひと登りで反射板到着、鎧岩から今日歩いた尾根が一望出来た。
反射板展望  愛宕様の台座跡
反射板展望(鎧岩方面) 愛宕様の台座跡
一服後下って行くと次のピークに祠の台座跡が2か所見られた。少し下がった所に3等三角点:野上はあった。踏み跡は真っ直ぐだが遠く離れてしまう。北西にと思ったが踏み跡・テープも見当たらず適当に下った。(もっと右だったか?)木々に掴まりながら下って行くと右からチェンソーの音が聞こえ さらに急斜面を下って行くと下方に林道が見え降りることが出来た。
3等三角点:野上  野上方面
3等三角点:野上 野上と左方に反射板
林道を下って行くと伐採作業中で少しお話が聞けた。今日辿った尾根には昔、道が有ったが今は誰も通ったことがない。この山には愛宕様が祀られていたので愛宕山と呼んでいた。今は下に降ろされた。とのことでした。(山頂で見た台座だ。 他に鎧岩のことも聞けました。)お礼を言って下の道路へ降りた。集落をのんびり歩いたが人影はなく私に気付いたのは犬一匹だけか 石神神社まで

◆鎧岩に巡り合えなかったのは残念 すでに跡形もなくなったのだろうか。(堰堤の上側に埋もれたか?) 権現林道は延長工事中いずれ野上まで繋がるようだ。 随所で迷い易い 今日3〜4度踏み外した。昔、道があった頃には松茸もあったんだろうなー
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