兒嶽
(ちごだけ)(600m)
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◆新撰美濃志 日永村(相戸の西)の項に茶磨山(ちゃうすやま)は村の北にあり 兒嶽も村の北にありとある。勿論地形図に山名はない。該当する山は何処なのか気になり 先日、山行の帰路、日永村を訪れた。日永東で聞いた処 『茶磨山はわからんけど兒嶽は見えるよ』と案内してくれた。兒嶽は相戸岳から連なるピークの一つで前面に大きな岩壁が見えていた。『岩壁の所も上がれるよ。昔は山頂でお祭りが行われていて毎年行ったもんだよ。岩壁の辺に一枚岩(兒岩か?)があって下に兒様が祀られていた。石碑くらい残っているよ。』と言われた。茶磨山は不明、 |
<Approachi> 春日井→犬山→坂祝バイパス→関→R-418→美山第1〜3トンネル→出戸→日永 |
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2014/2/20(木) 晴れ |
単独山行 累積標高差455m 沿面距離3.8km |
ルート |
車止(11:58)→林道終点(12:07)→取付き(12:19)→支尾根(12:27)→大尾根(12:53)→岩場(13:14)→ |
兒嶽(13:28)→支尾根分岐(14:13)→沢(14:30)→車止(14:53) |
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GPS軌跡
(カシミール3D) |
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」 |
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R-418を走り 美山で右折3ツのトンネルを潜ると相戸岳が見えてくる。出戸で左折 日永村を抜け日屋洞の林道『日永線』へ入る。 |
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林道を進み右の支線へ入ると少しで作業車あり 左斜面上からチェーンソーの音が聞こえた。マズイかなと戻って日屋洞の少し下った所に駐車 支線の入っている谷は『エガ谷』と言うようだ。(下山後聞いた)身支度後このエガ谷の林道終点へ 途中右の斜面に踏み跡1箇所あったが・・・ |
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日永東から兒嶽 |
林道終点の古木 |
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終点で取り付きを探していたら一段上に立派なトチの木があった。その左の薄い踏み跡を辿るがすぐに消滅 山側へ上がって進むと沢沿い(左岸)に踏み跡は現れた。辿って行くと谷は狭くなり右の岩壁が迫ってくる。谷のドンヅマリへ来て右手へ取り付き 岩の隙間を探し上がって行く。暫くでやっと支尾根に上がった。10m程上に目印になりそうな猿のコシカケがあった。先の大岩を左巻き 暫く進み大尾根(日永の人がお祭りで通った尾根)到達 |
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標石(谷山と読める?) |
山頂様子 |
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左折すると今日初めてピンクのテープを見た。この横に標石があり ”谷山”と思ったら違ってた。”ハに△と山”だった。(何だろう?山主?)さらに進むと分岐あり まずは右を探索と進むと見えていた大きな岩壁の下を通り 谷に出合った所でヤバそうでヤメた。(隣の釜ヶ洞へ下るのかな?)戻って岩場の上りとなる。岩場を過ぎた頃開けた広い場所に出た。(ひょっとしてここでお祭りが?とも思われた。)雑木林を進むと植林帯に変わり3〜40mを登って兒嶽到着 ここも宴会でも出来そうなスペースがあった。 |
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相戸岳及び峰山方面の尾根を見に行ってみた。592Pの鉄塔も見えたが1H以上掛かりそうで無理だ。山頂に戻り一服後下山 往路を戻る。支尾根への分岐ではひと安心と再度一服、ほぼ忠実に下り沢へ降り 沢沿いを戻りトチの古木を見て林道終点に降りた。 |
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兒嶽から(鉄塔の後ろは峰山か?) |
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林道を戻ると作業車のオジサンが見えたので少しお話出来た。美山の方でした。林道を戻り車止迄 |
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◆茶磨山は奥の鉄塔のある592Pでなかろうか?鉄塔がなければ中々のピークのようだ、(昔 ここを越えて神崎、柿野へ行ったようだ。617Pは凡庸)鉄塔設置で山名消滅? 兒岩と石碑を見つけられなかった。今後行く機会はあるだろうか? 2014/05/07 <茶磨山> |
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