桧尾・815P無名峰
(826.8m) |
◆14年ぶりに桧尾 メチャマイナーな山であろうがそんな山に2度も訪れる酔狂なヤツと思われそう。反射板があるのは知っていたが鉄嶺峠からでは無理であろうと諦めていたが南の寒谷峠からなら何とかなりそうと 地形図を見ていたら815Pの台地状の尾根歩きがいかにも面白そうに思えてきた。積雪前にと急遽出掛けた。小津権現や天狗山の絶好の展望地のようだ。 |
<Approachi> 春日井→小牧IC→大垣西IC→横山ダム→坂内坂本→諸家→山ノ谷林道 |
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2022/11/5(土) 晴 |
単独山行 累積標高差 405m 沿面距離 5.4km |
ルート |
P(9:20)→寒谷峠(9:39)→桧尾(10:03)→激ヤブ(10:54)→815P(11:12)→ロスト?(11:24)→ |
反射板(11:35)(12:00)→ヌタ場(12:15)→鞍部(12:48)→寒谷峠(13:25)→P(13:51) |
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<2008桧尾> |
薄青色は
2008年軌跡
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」 |
GPS軌跡
(カシミール3D) |
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大きな渋滞なく高速で大垣西ICまで R-303で坂内坂本へ 諸家から 『西横山〜山ノ谷林道』へ入ると800mほど先の大きな堰堤横で工事中 『万事休す』と思ったら少し待てば空けるからとのこと 堰堤横で待機10分も待たずに通過ラッキーでした。寒谷峠の林道入口へ来るとここにも『通行止め』の標示 ゲートをずらし入るも300m程先で大型クレーン車が道を塞いでいた。今度はアカンと諦めバックでゲートまで戻った。寒谷峠の廃林道入口横の空地に駐車
(瀬戸谷分岐辺りを偵察したかった) |
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廃林道入口(ススキまるけ) |
すぐに歩き易くなる |
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身支度後スタート 林道は5〜60m程ススキの海 これを過ぎると歩き易くなった。この林道は2008年桧尾を登った時
対面の斜面に林道が見えたので確認のため一年後の2009年に歩いているがほぼ記憶は失せていた。 |
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寒谷峠の大杉 |
大杉の今 昔(14年前) |
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『寒谷峠』着で正面の杉の木はおぼろげながら思い出した。周りの木々が成長しているように感じた。この下から取り付き登りに掛かる。 |
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尾根上の大木 |
三角点 赤プラ杭はない。 |
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尾根上は痩せた所あるも歩き易い。左にちょっとした大木を過ぎると急登が始まる。登り切って左折 『桧尾』着 堆積した枯れ葉を取り除いたが標石横の赤いプラ杭はなくなっていた。少し戻って815Pへ向かう。 |
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鞍部から鍋倉方面 |
ヤブの中から小津権現山 |
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5〜60m下り鞍部着で一服 50m程登り返し815P台地へ上がる。踏み跡は見られず
木々小枝を避けながら進む。北方向へ一本道と思っていたら激ヤブとなり笹薮の向こうに大きなピークが見えた。アレッ小津権現山でないか?と(多分この時西向きだったと思う)ルート探しするも右も左もヤブ 15〜6m戻り左(北)へ進むとヤブの薄くなった所あり(直前が≒90°左折点でした。) |
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戻った所に目立つ木があった。 |
別天地 |
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小枝が少々うるさいがヤブは大したことはなく 延々と続く(?)黄葉と落ち葉に癒される。そのうち斜面のダラダラした下りとなり 先もさらに下っていきそう。もっと右でないかなーと戻る感じでトラバース |
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予測しなかった谷 |
反射板到着 |
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良さそうな所で下ると20mH程の谷(エッー!地形図にないぞー?) 谷の先は20mH程のコブが見えていた。下って登り返しコブへ上がると何んと先に反射板が現れ 到着となった。 |
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反射板から小津権現山 |
反射板から天狗山 |
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反射板下で一服 小津権現山から天狗山がお見事!お昼はパンと太秋柿で簡単に済ませた。眼下に横山ダムが望まれた。しばし休憩 (コーヒーの準備してくればよかったナー 残念!) |
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反射板から横山ダム |
反射板 銘板は真っ白 |
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反射板銘板は真っ白けで読み取れず 横山ダムに向いているがダム管理所なら国交省 発電所なら中電 どちらだろうか?下山は谷の東寄りから越えると
登り斜面は真っ黒な泥質でした。滑ったりコケたりしたら大変なことになります。 (帰宅後手持ちデーターによると反射板は国交省になっていたので電波はダム管理所ということになる。但しグーグルで見るとパラボラの向きが?確かめてみたいがR-303はもう走ることはないだろう。) |
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815P横のヌタ場 |
林道から貝月山かな? |
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尾根に上がり815P辺りで 往路で見落としたのか大きなヌタ場がありました。(画像は落ち葉で見難い?)少しでほぼ直角に右折地点(激ヤブに突っ込んでしまったのを変に納得した) 50mH程下り鞍部着 痩せた尾根を辿り大きく上り往路を戻る。 寒谷峠着 |
撮影地点から貝月山 距離5.2km 見通しは十分 |
のんびり林道を戻ると廻り込んだ所で正面にピークが見えた。(帰宅後調べたら貝月山でした。)駐車地点着 通行止めのゲートはなくなっていた。(工事は今日だけなのか?不明) 帰路は瀬戸谷林道で日坂へ出ました。(あの大型クレーン車はコチラから上がったんだろう。) |
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◆815P山頂台地一帯は黄葉にもいい所(紅系は少ない) ここは暗くなったらケモノ達の世界でしょうね。踏み跡なく テープ類や杭も一切見かけなかった。人工物は反射板だけでしたね。反射板から鉄嶺峠方面へは良さそうな踏み跡が見られた。
【余談です】 14〜5年前下山後に道の駅『ふじはし』でオーストリッチカレー(ダチョウのお肉)を食べた。美味しいとは思わなかったが懐かしさから
もしあったらと道の駅に寄ってみたがなかった。(やっぱりそれ程うまくなかったのかなー) |
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