シャレ山
(640m)

◆七宗山のうち シャレ山:  シャレ山は室兼高屋の南に位置する。細尾谷(ほそびたに)より入る。雪で細尾谷へは入れないと思っていたがダメ元で出掛けてみた。しかし林道を進むも雪は全くなく嬉しい誤算 今日はベニ岩峠の上部を探索のつもりであったがシャレ山へ登頂してしまった。 
 <Approachi>  春日井→R-41→美濃加茂→上麻生→細尾谷
  2010/02/14(日)   晴れのち曇り 単独山行      行程:q
ルート 細尾林道車止(9:43)→ベニ岩峠(9:54)→岩場(10:03)→尾根末端(10:24)→木杭(10:58)→鏡岩場(11:24)
→山頂(11:32)→鏡岩場(11:40)(12:07)→ベニ岩峠(12:34)→車止(12:40)
 GPS軌跡
 (カシミール3D)

A点:鏡の岩場
B点:ロスト地点
C点:注意箇所
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
8:00過ぎ出発 細尾谷林道終点に着き 身支度を整えスタート 小沢を渡り左の谷筋を進み崖で行止まり 少し戻って左右の斜面を見て右を選ぶ 上がってみると踏み跡がありこれを辿り ベニ岩峠着 峠には最近切り倒された倒木が数本あった。右折4〜5m進み分岐を左の薄い踏み跡を辿るとすぐに消滅ヤブとなったので山側へ少し登り左へトラバース ヤブの薄い所を選び進む 少々来過ぎたかなと(予定の130mを越えた気がした。)思う頃岩場(ほぼ崖)に当たり進めなくなった。山側を見ながら戻り崖の切れ目かなと思われる所で上りに掛かった。
ベニ岩峠 尾根末端から展望
ベニ岩峠 登り切った尾根より(右ピーク納古山)
ほとんど崖のような登りが続く 岩場をよじ登ったり ヤブを分けたり進むうち 上部の木々が透けて空が見えたので”よしあそこまで”と元気が湧いてきた。登り切ると展望が開け 近くに納古山 美濃加茂や可児の町まで望まれた。(・製紙工場の煙で可児の町とわかった。)
空き缶と木製杭 庭園風の尾根
空き缶と木製の杭 庭園風の尾根
明らかに尾根の様相であり これで尾根末端に出られたと思った。休憩もそこそこに進むと錆びたコーヒー缶があった。(この人は果たして上から?下から来たのかと考えてしまった。多分上からだろうと思った。)さらに進むと標石の代わりのような木製の杭と棒があった。ここで左に見えていたピークが室兼高屋とやっと気がついた。(遅い!)室兼高屋の南面は凄い断崖絶壁でした。
室兼高屋南面 登って来た尾根
人を寄せ付けない高屋南面 (CDの岩場から)登ってきた尾根
その後も両側が切れ落ちた岩尾根とか 大岩に突き当たる度に右へ左へ巻いたり 岩の上に出るとヤブが待っていたりで難行であった。 少し進むと再度大岩が塞いでいたが上にCDディスクが吊り下がっているのが見えたので強引によじ登った。ここは360°の展望があり(これだけでも満足 来て良かった)一つ先の岩場には数個の鏡が見えた。いっ時展望を楽しみ 鏡のある岩場を過ぎ山頂へ 山頂には何もなく2〜3枚撮影後岩場に戻りお昼とした。
鏡の岩場 下山道様子
鏡のある岩場 下山路
下山はとても往路を戻る気になれず 白いタフロープに誘われ左(南)へ下った。テープはズーッと続いていた。1箇所見失ったがウロウロしていたら復帰した。岩場が終わりゴロ石が多くなるとピンクのテープも出てきた。踏み跡は作業道のように明瞭になり 谷の抜けた所を渡り右の尾根へ あとは一本道で下って行きベニ岩峠着 さらにひと下りで林道終点の車止着 ポットの暖かいコーヒーで一息つき 時間がありブス洞峠に向かう。(点名:桜峠にも寄ってみよう)
◆他ルートでシャレ山に登った場合の下山路の探索のつもりであったが結局周回ルートでシャレ山は終わってしまった。昨年末探索した尾根は”どうしよう”萱原の登路に使うか?今回の下山ルートは概ね明瞭であった。(C点には下へも踏み跡あり 要注意)
◆ベニ岩峠少し先から尾根末端まで2〜3pの小さい赤テープ使用(10個程度)したが 回収出来ず ”ごめんなさい” 紙テープにすれば良かった。


ブス洞峠・桜峠
◆七宗山のうち ブス洞峠 桜峠   桜峠・ブス洞峠は葉津から栃洞へ続く山道にあり 昔人が室洞と行き来していたのではないだろうか あるいは坂の東の小川辺りかも しかし山道に昔の面影はなかった。点名:桜峠は532.5m
  2010/02/14(日)    晴れ後曇り 単独山行  行程:q 
ルート 細尾谷(12:58)→葉津(13:48)→桜峠→林道車止(14:08)→ブス洞峠(14:15)→桜峠車止(14:28)→
尾根出っ張(14:35)→点名:桜峠(14:50)→桜峠車止(15:02)
Map  GPS軌跡
 (カシミール3D)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第198号)」
葉津の集落に来て先日色々な情報を頂いた方に挨拶し ブス洞峠に向かう。桜峠口のバス停があり ここで右折林道へ入る。送電線鉄塔巡視路の表示があり この辺が桜峠であろう。
ブス洞峠 栃洞林道出合い
ブス洞峠道 栃洞林道へ出合
さらに進み林道終点着 林道は左へさらに50m程延びている。正面の踏み跡を辿っていくと電柱が出てくる。すぐに栃洞林道に出た。昔人が行き来した道かと思うと感慨が湧くが電柱は興覚めだ。林道を戻り 桜峠と思われる分岐で駐車
山頂三角点 三角点にて
3等三角点(と何故か一升ビン) 3等三角点にて
すぐ正面へ入ると踏み跡があったので辿ると山腹を左へ巻いているようであった、進むと尾根出っ張りに当り 踏み跡はさらに続いていたが山側へ取り付く 斜面の木々を分け高みを目指す 結構きつい登りが続き 山頂着 意外にも3等三角点であった。(てっきり4等と思ってた。帰宅後点名確認)下山は少し戻り左の斜面を下る。植林帯の急斜面をドンドン下って行くと丁度駐車地点に降りられた。その後神淵の龍門寺に寄ってから帰途に着いた。
◆七宗絵図でブス洞峠をみて変わった名なので行って見たくなったが 昔の面影を感じることはなかった。峠道も短く電柱が平行しておりとても昔を忍ぶという雰囲気はなかった。点名:桜峠は時間の割りにきつかった。

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