美濃焼山 T
(1709.2m)


美濃焼山へ上手山峠から挑戦
   1999/09/13(月) 天候最悪 単独山行   標高差450m
ルート 中津川(8:15)→黒井沢(9:20)→車止(9:30)→上手山峠(10:00)→沢分岐(11:10)→焼山山頂(11:55)
→沢分岐(13:05)→林道(14:15)黒井沢(15:00)→中津川(15:50)
Map
◆青ラインが今回のルート  赤ラインは2002年
下見のつもりで7:30家を出る。中央高速で中津川まで 中津川沿いに入り黒井沢を過ぎ上矢作への林道へ入るもゲート手前にて崩壊跡あり車はここまで MTBにてスタート 10:00頃上手山峠着 焼山登山口のりっぱな標識があった。 登山口へMTBをロックしスタート 30分も登ると雨がポツポツ 雨具はない 非常用の大きめのゴミ袋が1つ まあ天気予報を信じていこう。(もう下見のつもりなんて何処へやら)一時平坦になった道も再度登りとなり藪もひどくなる。水滴でTシャツ、ズボン、靴の中までグショグショ状態である。知らないうちにピークを過ぎ 暫く藪を漕ぐと背丈以上の藪が腰丈くらいになったところへ飛び出しホッとする。雨も一時あがり一息つける。天気がよければ焼山山頂が見えるのではと思われたが今日の天候では展望は皆無だ。少し下り藪を出るとちょっとした空き地に出た。枯れ枝が2本立っている。(人為的なものかな?)左へは溝のようになって下っている。(県境の沢筋のようだ) 一息ついた後 正面の背丈以上もある藪に突っ込む 15分程で開け踏み跡が現れ 後ろを振り返ると1650m峰より下ってきた藪の中の道が見えた。
後方の1650p
      後方の1650m峰
鞍部にて
後方恵那山
恵那山




北側には雲の切れ目から恵那山が見られた。ここは恵那山の真正面、目前で感動的だ。少し進むとまた藪が深くなり 雨も本降りになってきた。山頂まであと0.5kmの杭があり元気付けられる。
11:55山頂到達 僅かに北西方面にピークが見えるのみ
焼山山頂にて






地獄谷 阿木方面から真っ白な雨雲がみるみる近付きあたり一面真っ白となり雨が降り出す 一時2〜3m先も見えず不安になる。早々に昼食を済ませ雲の切れたのを見て12:30下山に掛かる。
沢筋への分岐までくると雨もあがり空も明るくなってきた。沢筋を行くべきか?しばし思案の後 取敢えず沢筋を下ることにする。10分もすると水が流れ 下るほどに水量も増えてきた。30分程下り これで林道に出られるのかと不安一杯 滑って転んだり落ちたり 何度コケただろう。沢に落ち胸近くまで水に浸かりバックまでビショ濡れとなり ”藪道を行くべきだったかなー”と後悔しきり この天気でこんな場所では誰もいない かなり心細い。そんな時岩陰に小動物が(体長20センチ位多分リスと思う)リスにも聞いてみたい心境だ。”この先どうなってるの”1時間10分程で前方 樹林の間に白っぽいものが見え近づくと林道であった。よく見ると以前MTBで通ったときの結構な水量の川と書いた所でした。(MTB焼山一周:左周り)14:30登山口迄戻りMTBにて14:45車止に着 今日は大変な山行となったが 大満足の一日でした。
◆沢筋の下りは雨時は勧められない。靴もよくなかったが多分7〜8回はコケたと思う。天気がよくても林道手前は水の中を歩かねばならない。(参考:大垣山協の”美濃の山3)
 
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